SOS.TV.JAPAN

ひまわりさんの日々の信仰日記と再臨信仰のエッセンスについてご紹介しています

聖書が教える健康法 第30回

2016年12月29日 | 日記

第7部:菜食と聖書信仰

 1.真の節制

 真のクリスチャンはすべてにおいて節制します。真の節制とは「体に害のあるものをすべて排除し、有益なものを適切に使用すること」を意味します。もし皆さんが新しい車を買ったとしましょう。あなたはその自動車を最高の状態に保つために、細心の注意を払うことでしょう。メーカーの整備手帳をしっかり読み、そこに書かれている注意事項をきちんと守ろうとするでしょう。そうして車を最高の状態で維持できるように努力するはずです。

 クルマでもそうだとしたら、神様が創られた私たちの体を最良の状態に保つためには、どれほど注意深い取り扱いが必要なことでしょうか? これほど素晴らしく創られた人体の機能を、どうすれば最高の性能で維持できるでしょうか? 神様は私たちの体を創られただけでなく、『聖書』を通して「健康の法則」という整備指針書を与えて下さったのです。私たちがこの指針に従って私たちの体を用いる時に、人体は限りない発展の可能性を持つことになるのです。私たちの体を、私たちが購入した新車よりももっと気にかけなければならないのは、当然のことではないでしょうか。

 次のような神様の言葉を深く考えてみてください。しかし、すべて競技をする者は、何ごとにも節制をする。彼らは朽ちる冠を得るためにそうするが、わたしたちは朽ちない冠を得るためにそうするのである(Ⅰコリント 9:25)。オリンピックで競技する選手たちは、自分の状態を最高のコンディションに保つために、食べ物や飲み物を厳しく節制します。ましてや、天のオリンピックで永遠の勝利を得ようとする人たちが、「何ごとも節制」せずにおられるでしょうか?

 アメリカで1人あたりの平均砂糖摂取量が、1年で70㎏という調査結果が報道されました。韓国も最近になってアメリカや西欧諸国の食品を輸入したり、同じような食品がたくさん作られています。そうすると、韓国でもいずれ1人あたりの平均砂糖摂取量がアメリカと肩を並べるようになるでしょう。また、アメリカにおいて1人あたりの平均肉類摂取量は、1年で100㎏に達します。ある人々はこう言います。「君、本当に力をつけたいなら、肉を食べなきゃ!」と。

 しかし、私たちはこの点について、もっと明確な理解と知識を持たなければなりません。たとえば、肉をたくさん食べる動物と菜食する動物を比較することで、明確な理解を得られるでしょう。私たちは、象をよく知っています。皆さんは動物界で最も力が強い動物の一つである象が、肉を食べるのを見たことはありますか?象は菜食をしているにも関わらず、すごい力を持っているという事実を忘れてはいけません。

 100年程前に、すでにある健康教育家によって、この問題について次のような警告がありました。「肉を食べることは、つい最近まで健康に有益だったかもしれないが、今はもう安全ではない。各種のがん、腫瘍、肺疾患などのような疾病は、大部分肉を食べることによって生じる病気である。・・・肉食が性格を荒々しくし、すべての人に対して持たなければいけない同情と愛の精神を奪い、人間の心の中で低級な情欲が高等な能力を支配するようにする傾向がある」。