2.ビル・クリントン、菜食で健康を得る
『AARPマガジン』によるとアメリカ合衆国元大統領のビル・クリントンが完全に菜食主義者になったことを報じました。
ビル・クリントンは第42代アメリカ合衆国大統領でした。ビル・クリントンとクリントン財団は、アメリカ人にさらに健康な人生を送ってもらうために、『コールド・ターキーしなさい(一気にやめろという意味)。ヴィーガンになりなさい(完全菜食者になりなさい)』と言う標語を作って運動を勧めています。
ビル・クリントンは、2004年に生命を脅かす心臓のバイパス手術を行いました。彼は、心臓の4箇所が詰まりそれを除去する手術をして、手術に成功した後は、生活習慣を完全に改革しました。献立を100%菜食中心へと変えたのです。
彼はアメリカ人に言いました。「皆さんは、自分自身の健康と皆さんの家族、そして国家のために良心的な決断を下さなければなりません」。
クリントンが誇らしげにAARP誌に語った内容は、「私は肉、チーズ、牛乳、さらに魚まで止めました。乳製品もまったく食べなくなりました」ということでした。(彼は笑いながらベルトをつかみ)「20パウンド(約9㎏)以上痩せたんですよ。娘の結婚式の前までに30パウンド減量するのが目標です。そして私はエネルギーに満ち溢れているんです。本当にいい気分です」と語りました。
彼が語った内容は、さほど驚くことではありません。なぜなら、彼が聖書を意識しているかどうかに関わりなく、神様が本来人類のために計画された献立は、種を持つすべての野菜、種のある実を結ぶすべての木の実、畑の野菜、すなわち菜食だと聖書が言っているからです。
詩篇は次のように言っています。「あなたの生きながらえるかぎり、良き物をもってあなたを飽き足らせられる。こうしてあなたは若返って、わしのように新たになる」(詩篇 103:5 欽定訳)。