詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

明日に向かって・・・

2011年03月27日 15時07分40秒 | Weblog

それぞれに 命の重み 問い掛けて

      しみじみと 小さな幸を 日々に謝す

                                         

    【冠 句】   支えられ 折々に触れ愛の文字

    [短 歌]   六年をまっすぐ育ち学びし児今日はセーラー服の採寸に行く

    【冠 句】   良き涙 落書き消して卒業す

    【冠 句】   雪が舞う 初めて知った待つ辛さ

    【冠 句】   支えあう 身の健常を日々に謝し

    「川 柳」   明るさを生きる一つの武器にする

    【冠 句】   光る中 眉上げ立志の風に向く

 

未曾有の大震災によってもたらされた多くの哀しみ、絶望、苦しみ、怒り、不安が、被災者の

方々の心に重く圧し掛かっていると思います。

あれから2週間以上も過ぎた今も各地で余震が続き、過酷な日々を一生懸命に耐えて

過ごされておられる被災者の方々の姿をTVで目にする度、胸を痛めています。

その厳しい現状の避難所で行われた卒業式では、歯を食い縛って述べる少年の式辞に

涙が止まらず、あらん限りのエールを送りました。

又2週間ぶりに集合した屋外の「あおぞら教室」で、児童達は声を掛け合って無事を確認し

”笑顔の校歌”も聞こえてきて、子供達の元気さ、力強さ、明るさに、救われました。

まだまだ学校での授業再開の目途は立たないけれど、明日に希望を持って乗り越えてくれる

事を心から願ってやみません。

 

家の孫は18日、恙なく小学校の卒業式を終える事が出来ました。 

<黙祷>から始まった卒業式では、人の痛みを分かつ事を学び、命の大切さ、生きることの

厳しさを教えられ、小さな胸に多くのことを刻んで、思い出の校舎を後にしたと思います。

平凡な暮らしの中にある小さな幸せを今しみじみと感謝して、これからも自分に出来る事を

考え問い掛けて、一日も早く復興が進むよう祈り続けたいと思っています。

 

     * 今いる場所で、最善を尽くそう。

       そばにいる者どうし、支えあおう。

       人間とは、 驚くほど強いのだから。       (佐々木常夫様の言葉・ 新聞より)

 

              

 

 

 

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コメント (6)
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