年毎に 淋しさを増し 悼む胸
『俳 句』 またひとり従兄弟も逝きぬ柿落つる
【冠 句】 白む空 無言の会話尽きぬ通夜
【冠 句】 深睡り 望み薄きも摩る足
【冠 句】 突如の訃 我が身に移し揺れる影
【冠 句】 私生活 弔辞に称う美徳の譜
長年病を患い、晩年は不自由な体となり、闘病を続けた従兄弟が、この夏亡くなりました。
縁のある人達に偲ばれて、それぞれに故人との思い出を辿る、「忌明けの法事」が、秋の
移ろいを感じる中で、しめやかに、、、そして和やかに行われました。
多くの参列者に見送られ旅立った日には、温厚に生きた姿が偲ばれて、涙を誘われました。
一人の人間が生きてきた姿が見えてくる「別れの儀式」に、詫びや感謝の気持ちが万感満ち
胸に迫るものがあると思います。
中々思う通りにいかない人間関係に、思い悩むことが多々ありますが、精一杯正しい道を
見つけ、自分らしい悔いの無い生き方の”今日の道、明日の道”を、問い直しています。
< 新聞コラムから>
「人間を信じる。それは希望でもある。信じて裏切られる方がいいな」
同じ思いに、じ~んと来ました・・・
「汗を流し、涙を流し、悔しい事もあるも、、やがて笑う時あり」
歩む行く先にはきっといい日が・・・
今日もお立ち寄りいただき有難うございました。