詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

小さな花を咲かせて

2013年04月18日 10時59分55秒 | Weblog

17文字の中に広がる情景から、人との触れ合いを感じたり、心に残る多くの作品を読み、

そして自ら詠む事からも、生きがいに繋がったり、生きる支えにもなり、嬉しく思います。

「春の冠句まつり」の句誌が届きました。 

表紙に飾られた素敵な一句に、花の下で句友と和む情景が歌われています。 

のどかな春の風に触れながら、ひと時弾む句談義、、、花たちも次から次へと咲き誇り、

句想も彩り広がっていくと思います。 今回の私の掲載冠句を並べてみました。

 

             育ちゆく 本流に乗り跳ねる稚魚

             育ちゆく 師弟の愛に繋がれて

             春の使者 芽吹きし木々に陽の母性

             春の使者 晃(ひかり)に染まる大地踏む

             無念なり 雪解け待たず突如逝き

             空いた席 白い野菊がぽつねんと

             メモ確と 再会約す手の温し

             咲き競う ひ弱な枝も自己主張

             咲き競う 良きポジションに肩並べ

            

                     ・・・思いがけず、合点で5位の成績を頂き嬉しく思います。 

 

             道半ば 一心に燃ゆ我が大志

             独り立ち 導と仰ぐ樹に誓う

             隙間風 少し無理して退いた席

                     ・・・他の抄での掲載句です。

 

 

                      

        

 先日、友人と図書館のロビーコンサートに行って来ました。

 フォークギターの伴奏で、楽しく歌って過ごした春の日のひと時の様子を詠んだ短歌が

 昨日の新聞文芸欄に掲載され、自己流の拙い短歌ですが、とても嬉しく思います。

 

          足を鳴らし昭和の歌を弾き語るホールの窓に春の日射しぬ

 

 4月から始めた「クラシックギター講座」、今まで習っていたフォークギターより思っていた

 以上に難しく、持病の腰痛にもかなり厳しいと感じる構え方に、何とか妥協できる姿勢を

 工夫して、日々基礎からの練習に励んでいます。

 念願の「禁じられた遊び」が弾ける為の先生の指導に、きっと私も!と希望を抱いています。

 音楽に満ちる私の人生、今日という一日を大切にしながら、小さな花を咲かせていきたいと

 願っています。   今日もお立ち寄り頂き有難うございます。

 

コメント (6)
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