詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

泣くもんか

2014年07月10日 11時35分44秒 | Weblog

  台風進路のニュースに不安が募ります。

 地震を思い起こす土石流の災害の映像に胸が痛み 牙を剥く恐ろしさに怖く、

 ただただこれ以上の爪痕を残さず、通り過ぎてくれるのを祈っています。

 

 所属支部の冠句誌が届きました。 

 丁度、投句の時期が新緑萌える五月、新たな事に挑戦する気概が感じられる掲載句が

 多くの方にもありました。今回、選者の役目もあり、私の選んだ天・地・人の講評を今一度

 読み返して、色々思いを深めています。

 

       <掲載句>

              青葉中 カルチャー教室るんるんと

              ( 表紙を飾った句に師の講評を頂きました ) 

                 「冠句ばかりでなく、他に趣味を持っておられる方は多いが、

                 作者もその一人、ボランティア活動もされているとか。」

 

              青葉中 園児のリュック夢一杯

              赤信号 汚染のシグナル鳴り続け

              老女優 戦下を生きた母もまた

              軽快に 心の青春謳歌する

              童歌 亡き父母胸にデイ慰問

              日々楽し 生き甲斐の趣味欲張って

 

            <蓮冠句>

                 泣くもんか

            いつかまた 見上げれば映ゆ青い空

            いつかまた 葛藤越えて強くなり

                 諦めず 前向きに生き拓く径

 

  色々なことに向き合って、、、少し逃げてやり過ごす道もあったり、再度挑戦の道もあれば

  断念の道も、、、自分なりに折れ合える妥協点が上下します。

  長年続けてきた楽しいコーラスの集い、仲間がいるから向かえる困難なギターの練習、

  多くの句より良き刺激を受け合いながら切磋琢磨の創作、、、いつも心は蒼く、気持ちは若く、

  これからも生き甲斐の趣味の幅を、もっともっと広げていきたいと願っています。

 

 

    < 散歩道にあるお寺の掲示板に、素敵な言葉を見つけました。>

  

            心にともしびあれば

                  命にひかりあり

 

                        心の中に降る雨に

                             人の情けが傘をさす

 

             

        今日もお立ち寄り頂きまして     

                                 ありがとうございます。

                                                                             


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