台風進路のニュースに不安が募ります。
地震を思い起こす土石流の災害の映像に胸が痛み 牙を剥く恐ろしさに怖く、
ただただこれ以上の爪痕を残さず、通り過ぎてくれるのを祈っています。
所属支部の冠句誌が届きました。
丁度、投句の時期が新緑萌える五月、新たな事に挑戦する気概が感じられる掲載句が
多くの方にもありました。今回、選者の役目もあり、私の選んだ天・地・人の講評を今一度
読み返して、色々思いを深めています。
<掲載句>
青葉中 カルチャー教室るんるんと
( 表紙を飾った句に師の講評を頂きました )
「冠句ばかりでなく、他に趣味を持っておられる方は多いが、
作者もその一人、ボランティア活動もされているとか。」
青葉中 園児のリュック夢一杯
赤信号 汚染のシグナル鳴り続け
老女優 戦下を生きた母もまた
軽快に 心の青春謳歌する
童歌 亡き父母胸にデイ慰問
日々楽し 生き甲斐の趣味欲張って
<蓮冠句>
泣くもんか
いつかまた 見上げれば映ゆ青い空
いつかまた 葛藤越えて強くなり
諦めず 前向きに生き拓く径
色々なことに向き合って、、、少し逃げてやり過ごす道もあったり、再度挑戦の道もあれば
断念の道も、、、自分なりに折れ合える妥協点が上下します。
長年続けてきた楽しいコーラスの集い、仲間がいるから向かえる困難なギターの練習、
多くの句より良き刺激を受け合いながら切磋琢磨の創作、、、いつも心は蒼く、気持ちは若く、
これからも生き甲斐の趣味の幅を、もっともっと広げていきたいと願っています。
< 散歩道にあるお寺の掲示板に、素敵な言葉を見つけました。>
心にともしびあれば
命にひかりあり
心の中に降る雨に
人の情けが傘をさす
今日もお立ち寄り頂きまして
ありがとうございます。