詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

すぐ傍の優しさに・・・

2016年05月14日 13時45分12秒 | Weblog

長引く避難に抱えるストレス、地震発生から1ヶ月。

避難所生活でつらいことは、

      ゆっくり眠れない   プライバシーがない    洗濯ができない

今なお、一万人を超える人が、自宅に戻れず、苦しい思いをされ、頑張っておられます。

ダンボールで仕切られた狭い空間で、4世代の家族が寄り添って、何とか工夫をしながら

一日も早く、安心できる住居確保を課題に、長い日々を過ごされておられる様子を知り、

胸が痛みます。 車中泊、テント暮らしに、限界を感じられ、体調を崩されておられます。

子供達の授業を始める為に、避難場所だった学校から別の場所へ移動される方もいます。

洗濯物が綺麗に乾いた昨日、今日の穏やかな日常に感謝し、小さくても今ある大切な事を

忘れまいと思います。

一日も早く、一歩でも前向きに、、、心から復興を祈るばかりです。

 

とてもハードルが高いギター講座に四苦八苦しています。 もう少し若ければとか、もう少し

才能があればとか、時間が足りない思いの中で、課題に向き合っています。

仲間と一緒に頑張れる趣味だから、第二の人生を満たすことに精一杯の情熱を注ぎ、

1曲でも自信の持てる演奏を願い、リズム感を体の中に取り入れ、音譜を追いかけて

難しい道を走っています。

コーラスで今練習している、「ほほえみ」の素敵な歌詞に、とても優しい気持ちになれ、

「365日の紙飛行機」の元気の出る歌詞に、踏ん張れる力を貰っています。

             今日がダメなら 明日がんばろう!  

 

少し、思うようにならないことが重なり、気持ちの建て直しが出来なかった私ですが、

知らず知らずの内に、人を傷つけたり、傷をつけられたり、時間が解決してくれる事も

ありますが、友達や家族に助けられることが多く、今、前向きになれるそういった環境に、

とても大事な幸せを、感じています。 何歳になっても、難しい人間関係、きっと誰もが

同じ思いをしながら、自分なりの生き方を探し、過ごしているのでしょうか・・・

             

   人は思うよりも一人ぼっちじゃないんだ

          すぐ側の優しさに気づかずにいるだけ

                  元気が出ないそんな時は、誰かと話そう

                           朝の空を見上げて、今日という一日が    

                                         笑顔でいられるように 

         とんでゆけ  とんでみよう  とんでゆけ   とんでみよう

                

                               (自分の気持ちを重ね、歌っています♪)

 

 

                  

 

 

 

  所属結社の句誌が届いています。 

  上五の冠題に、ひと間を開けて、下七・五と繋ぎ余情をかもす冠句にするのは、とても

  難しいです。 思いにぴったりくる語彙を見つけられると良いのですが、、、

 

               潤む胸 名残の尽きぬ家族葬

               潤む胸 敢えて言葉にしない愛

               冠翁祭 惹き合う木立共鳴す

               告げる音 一番列車で会いに行く

               傍に寄る ほろと涙し聞き役に

               傍に寄る 野花健気に陽を集め

               杭を打つ 戦地は要らぬ子の大地

               柵の中 派閥の外で吠える虎

               目が語る 迫る気魄に秘む決意

               目が語る 蒼天を射る補欠の子

 

                               大切にしたい一句一句になりました。

 

 

                            

 

 

 新学期が始まって、孫たちも新たな生活に目を生き生きさせて、それぞれ頑張っています。

 私も気持ちをキラキラさせ、毎日笑顔でいられるように、そう願いながら、色々反省も。

 

                  皆様、今日もありがとうございます。


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