詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

問い続けて・・・

2016年06月27日 14時18分42秒 | Weblog

 

 昨日、母の病院に行って来ました。

 病棟のとても厳しい環境に、息を呑みました。

 

 嘗ての職業が伺える様な、元気なお爺さんの号令と掛け声、

 お祭り音頭を手拍子と共に足踏みしながら動き回っているお婆さん、

 うつろな視線で、職員の呼びかけにも無反応な人、

 廊下を徘徊している人、 床に寝転んでいる人、 

 職員の声以外の会話がありません。

 奇声があちこちから、聞こえてきます。

 

 母は、、、、あちこち傷をいっぱい付けて、頭が痛い、手が痛い、お尻が痛い、

 と、車椅子からずり落ちそうな姿勢で、苦痛を訴えています。

 引っ張りあげようとしても、うまくできず、職員の方にお願いしました。

 

 人生は、人それぞれにありますが、、、 

 人間としての尊厳を無くしては、辛いでしょう。

 自分の人生にどのような運命が待っているかは判らないけれど、、、

 寿命を全うするまで、問い続けていくのでしょう。

 

 見た目はかなり弱ってきている母ですが、食欲はあります。

 様子を見るだけしか出来ないけれど、寄り添ってい事くしか出来ません。

 

 色々な事を控えて、日々時間を追いながら自分なりに頑張っていますが、、、

 持っている分限を活かし、万全で無くとも、その日、その日に出来たことに、

 心が満たされればいいんだなぁと、思います。

 

 母を見て、、、ちょっと、、、考えたく、、、自分を見つめ直し・・・・・・・・  

          普通に、、、素直に、、、無理することなく、、、過ごそうと、

                   今、そう思っています・・・・

               

                

 

                                


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