昨日は淋しいお別れをして来ました。
遺影の友は、在りし日のままの笑顔でした。 スポーティーな帽子がよく似合い、誰よりも
元気に、私たち5人グループのお姉さん役の友でした。
清楚な百合を囲むように、白や黄色の菊、友が好きだったピンク色の可憐な花々を
アレンジメントして貰った供花と、優しい香りのするお線香をお骨の前にそっと手向け、
悲しい無言の会話を、4人それぞれが時間の中に入り手を合わせ、、、語りかけ、、、
尽きぬ思いを噛み締めながら、一つの儀式を終えてきました。
思い出の写真を見せながら、男泣きされるご主人に掛ける言葉はただただ空しく、、、
みんなが、同じ思いの涙を、無念の涙を、、、亡友との思い出の中においてきました。
一人になられたご主人に、「お体を大切にお過ごしください」と、精一杯の気持ちをつたえ
道の角までずっと佇んで、見送ってくださっているその姿をバックミラー越しに見て、、、
また涙が頬を伝いました。
無常の命、何時かは誰にでもくるお別れの日、人生の哀憐を感じながら、生きる意味を
問い掛けてみると、、亡友が教えてくれた一つの大切なものが見えてきます。
明日のことは誰にも判りません。 人の数だけ違う生き方があります。
満たされた人生にも、、、儚い人生にも、、、生きた証が残ります。
自分が願う生き方をが出来て、その日を満たし明日に繋がる今日を閉じて、、、
その次の日もまた、、、そのように思える生き方、過ごし方の自分なりの幸せの中で
一度の人生を、精一杯生きられればいいなぁ~と願います。
久しぶりの5人の再会が、思いがけない突如の辛いお別れになりました。
Y子さん、ずっとずっとありがとうございました
灯をともす 結んだ心永久に