詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

心を寄せて

2018年01月18日 13時11分15秒 | Weblog

 阪神大震災23年の追悼 鎮魂と記憶の悲しみを新たにし各地で黙祷がささげられ

 東日本大震災にも同じ思いをはせ、今だに癒えることのなき悲しみを分かち合って

 おられます。 

 あの日の朝の激しい揺れと恐怖を今も忘れる事なく、私の体の中に残っています。

 復興も少しずつ進んでいますが、故郷をもう一度という祈り・願いを一つに束ねて

 頑張っておられる姿に、篤い思いがします。

 

 折々に詠みました震災の冠句に、今一度心を寄せました。

 

              光る汗 己に克って踏む大地

              ひと時を 花の命に星を寄せ

              声合わせ 復興への灯護らねば

              寝付かれず 人知れず泣く仮の宿

              冬支度 仮設に急ぐ自衛策

              廻る卓 肩を寄せ生く仮設村

              日々滲む 安否判らず黄ばむビラ

              風を待つ 神の試練も屈せずに

              昼ひとり 身に置き換えて泣くニュース

 

              夜を唄う 街に電飾夢を連れ

              夜を唄う 明日への英気煌めかせ

              とめどなく 血を掻き立てる底力

 

                          、、、神戸のルミナリエも、蘇えりました。 

 

 

              

                      一つ一つの命に・・・


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