詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

祈る想いに

2018年07月14日 14時43分33秒 | Weblog

 厳しい猛暑日に、、、

 今回の豪雨で被害に遭われた方々の大変さを思うと、

 堪えるしかない過酷な日々に、わが身に寄せて心を痛めています。

 亡くなられた方、まだまだ多くの安否不明者がおられ、、、惨いです。

 大きな災害が続き、一瞬に崩れる見慣れた景色に、

 今日の当たり前の暮らしの大切さを、今更ながら思います。

 一日も早く、少しでも良い環境に進みますよう、祈っています。

 

      

 

            

  

 

   いま、、、心に、、、  

 

      様変わり 醜い爪痕史にうねる

          今もなお 尽きぬ哀しみ史に問えば

      白い渦 還れぬ御霊泣き続け

      海のこえ 耳を澄ませば波が吠え

      睡る海 せつなく手向く想い花

      一人膳 吐けぬ愚痴あり缶ビール

      待ち惚け 珈琲の苦さじわじわと

      待ち惚け 繋げど虚し千羽鶴

      影に添う 眠れぬ夜に恋う蛍    

 

      虹が立つ 励ましくれしみ空の絵

      

      和やかに 今日の微風と陽に感謝

 

      

             祈る思いをここに・・・  

             (災害を詠んだ冠句から) 


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