侭ならぬ 苦しき事も 日々耐えて
野仏に そっと癒やさる 古い傷
【冠 句】 時雨路 戻る切っ掛け待つ電話
【冠 句】 雨つづく 言い訳今日も並べてる
【冠 句】 夜雨匂う 離れし娘ふと案ず
【冠 句】 雨煙る 自分ばかりを責めないで
【冠 句】 雨みどり 野仏に癒ゆ古い傷
淋しい雨、哀しい雨、優しい雨 嬉しい雨、、、
いくつもの雨の色に、泣いたり笑ったりしてきました。
痛む傷も少しずつ、月日に癒やされて、、、
優しい風に包まれて、明日へ一歩ずつ、進んでゆけるように思います。
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< たとえば笑顔を>
あったかい笑顔とか、やさしい言葉とか。
誰にでも、人にあげられるものがあります。
見返りを求めないで、人の力になる。
そんな生き方、素敵だと思いませんか?
(新聞記事より)
生きてきた道を詩に変え、明日への希望を見つけている部分も多くあります。
悲喜こもごもの出来事がありましたが、、、
家族の絆で乗り越えてこられたと思っています。又お立ち寄りくださいね。
雨みどり 野仏に癒ゆ古い傷
心に沁みます。
ありがとうございますと、お礼を言いたい気持です。
原句は「離れ住む娘をふと案ず」でしたが、推敲しました。
奥深く読んで頂いて嬉しく思います。
蒸し暑い梅雨の季節、雨に寄せる色々な雫が心に落ちてきます。
最後の冠句「雨みどり」は、先月の新聞文芸欄で<地位>を頂きました嬉しい一句です。
来月は大きな句会があるので、楽しみです。
・夜雨匂う 離れし娘ふと案ず
遠く離れた所に住む、娘を思う母親の気持ち を読まれたいい句ですね。
離れし:これは距離ですよね、心ではないで すよね。読む人にいろいろと考えさせる句だ と思います。
新聞記事の<たとえば笑顔:
<見返りを求めないで、人の力になる> 難しいけれどこう生きたいですね。
昨日夜遅く、中尊寺、八幡平、十和田湖、奥入瀬を巡る旅から帰ってきました。
梅雨でしたが日頃の行いが良い(?)せいか、幸い雨にあうこともありませんでした。
妻が奥入瀬に行きたいと言うので急に決めた旅行でしたが奥入瀬は何度行ってもいいですね。
今日は暑い1日でしたがお元気で。