詩 の 雫

人生の喜怒哀楽を <冠 句> に深め・・・ 

“春夏秋冬の囁き”を 爽やかな風 にのせて・・・

     

今日を明日へ~

2012年10月21日 10時02分48秒 | Weblog

   (31日 記)  今日より所属句会の選句に取り組んでいます。

   今週は支部の撰、約150句より三才・五客・二十五秀句・三十七佳句を選びますが

   一句一句の句意を深め、作者に寄り添い、感性に触れる句を見落とさずに選ぶことは

   毎回大変な仕事ですが、遣り甲斐もあります。 追いつぎ来週は所属結社・本社の選句に

   掛かります。こちらは更に句数も多く、一段と難しさが増しますが、創る勉強と選ぶ勉強を

   経験していくことで、私の冠句に深みが増していく事を願っています。

   合唱祭はじめ、秋の文化祭、他にも色々な行事が重なり、時間を追いかける日々が暫く

   続きますが、体調管理をまずしっかり行って、悔いのない良い結果を出せるようにと、

   頑張りたいと思います。 (冠句のブログ更新は、少し後日にさせて頂きます)

          「 彩重ね 澄みたつ一句読みふくむ 」 (選句にあたり)

 

   (30日 記)  風邪を引きちょっと寝込みましたが、もう大丈夫です。

   朝からギター教室に行き、午後からの自主練習は休み帰宅、家事をさっと済ませて

   少し歩いてきました。この後、コーラスの練習に行きます。合唱祭のリハーサルとなる

   大きなホールでの練習なので、微熱も下がり参加することが出来て良かったです。

   18日の本番に、素敵なコーラスが奏でることを願って、気を引き締めて頑張ってきます。

 

   (27日 記)  秋晴れのとても爽やかな空に気持ちが和みます。

   家で 収穫した栗で、主人がお得意の[渋皮煮]を時間をかけて作ってくれました。

   離れ住む子供に、従姉妹に、早速宅配便を、、、秋の味覚が絆を深めてくれます。

   日本の四季って本当にいいですね。

 

       .....     .....     .....     .....     .....     .....     .....     .....

     

                 

 

         『短 歌』   久々に友より届くメールにも病の増えて同じ思いす

         【冠 句】   やり直す 折れた枝にも道しるべ

         【冠 句】   煌めいて 達成感に落つ泪

 

  秋色、日に日に濃くなりました。

  厳しい暑さの夏の最中、<秋の文学祭>に向けての創句をはじめ、大きな節目を祝う

  所属結社への投句、20周年記念句会の投句にも意欲的に頑張れました。 

  そして思い掛けない嬉しい賞の通知も届きました。

  弱音を吐いた春以後の体調の悪さにも負けず、趣味の筆を折ることもなく、続けてきた事に

  心が満ち溢れる思いがします。

  <11月18日の合唱祭>に向けての集中練習、そしてさらなる飛躍を願う”ギターへの

  挑戦”に、日々生き生きと過ごしていますが、、、

  体の辛さは自分なりに工夫し、現状維持を目標にして、いつも前向きに今日という日を

  大切に過ごしていかねばと、望んでいます。

  今日はコーラスのワークショップ、合唱祭での「全体合唱曲」の練習を良き講師を迎えて

  受講してきます。 合唱協会所属の各コーラス団が一同に集まり、ハーモニーの美しさを

  心に耳に触れながら、楽しく歌ってきたいと思います。

  10月、11月は色々な行事が続きかなり多忙ですが、まず第一に体調管理をしっかりと

  心がけ、毎日元気に夫々の目標に向かって頑張っていきたいと思います。

  今日もお立ち寄り頂きましてありがとうございました。

                              

                          

  

コメント (12)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ☆7句にこめた詩のみち☆ | トップ | よろこび »
最新の画像もっと見る

12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ラビットばあちゃん)
2012-10-22 17:01:00
ご無沙汰してます。
今年は色んな苦痛にもめげず頑張って来られたポエムさん。そのご褒美に素晴らしい賞を頂いたり、
楽しい経験が一杯出来て良かったですね。嬉しいです。
私も頑張ってるポエムさんに一杯励まされました。
今年の合唱際の日は何も予定が無いので行かせて貰います。楽しみにしています。
身体に気を付けて無理の無い様に頑張ってね~。
返信する
ラビットさま (ポエム)
2012-10-22 17:53:07
こちらこそご無沙汰ばかりで済みません。
ブログを拝見しているといつも出会っているように思えます。色々頑張っておられる様子に、嬉しく思います。

今年は当番団のため、当日も会場の役目が入って、ゆっくり他の団のコーラスを観客席に座って聞けないのですが、1年通し練習してきた2曲、やっと暗譜も出来て最後の飾りつけの段階に入ってきました。
いいコーラスになるように精一杯がんばります。
プログラムが手元にくれば又持参します。
嬉しいコメントを有難うございました。
返信する
好きな句 (茲愉有人)
2012-10-22 23:18:26
芸術の秋、たけなわに・・・ですね。
日頃の練習の成果が、ステージでのまさに煌めきとなることを祈念致します。

最終段階への磨きに余念のない時期でしょうか。
体調管理は欠かせないでしょうけれど、
好きなことへの多忙さは、体の苦しみを心理的に和らげてくれるかもしれませんね。


やり直す 折れた枝にも道しるべ

この句がいいですね。

登山で、道しるべに赤いテープやひもなどをよく使います。それがなければ、意図的に枝を折って、道しるべをつくり、迷ったときにも立ち戻り、そこからやり直すことができます。先人の付けておいてくれた赤テープ、役にたつんです。

折れた枝は心が折れたときの様相を暗喩してるように感じます。
その真因を省みてそこに気づきが至れば、行動の道しるべができる。失敗から学んだ道しるべ。その道しるべを頼りに、こころの迷いからのやり直しが始まることでしょうね。
始めるべきでしょう。
折れた枝そのものは元にもどせない。折れた心の痕跡も元に戻せない。
だけど、時間をかけて枝は再び自力で新しく枝を伸ばしていく。
心も同じ。
折れた心の因から得た適切な道しるべに従って時間をかけると、
のぞましい心の果の方向に伸びていくのでしょうね。

そんな風に、この句を受け止めさせていただきました。


手許にある『ことばの雫』(星野富弘)の中に、こんな一節が自選されています。

もし私がけがをしなければ、
この愛に満ちた母に気づくことなく、
私は母をうす汚れたひとりの百姓の女としてしか
みられないままに、一生を高慢な気持ちで過ごしてしまう、
不幸な人間になったかもしれなかった。         p68

ふと、どこか共振する局面があるように思いました。
返信する
茲愉有人さま (ポエム)
2012-10-23 09:00:23
「折れた枝、、、」この句は、選者より特選4の講評が頂けた嬉しい作品です。
・・・選者の言葉・・・
  素直に読みました。視点が折れた枝にある道しるべに  止まった時、作者は、何か、そう、もう一回やり直そうと
  思われたのだ。こういうことに心動く作者が、とてもいと  おしいです。

  私の記念の一句となりました。

星野富弘さんの一節、コーラスで歌った楽譜本の中にあります。頂きましたコメントに同じ気持ちでいます。
もっと丈夫な体であるならば、もっともっと手がけたい事があり、とても歯痒い思いをしていますが・・・いつも有難うございます。
返信する
そうでしたか (茲愉有人)
2012-10-23 09:51:33
特選4の講評を得た作品でしたか。

やはり・・・・ですね。

そうか、折れた枝を第三者の目でみますか。
二重うつしにして、
なるほど・・・・
返信する
わかります、その気持ち! (Kenny)
2012-10-23 11:00:19
「煌めいて 達成感に落つ泪」 本当に辛い日々、痛みは本当に辛いです。それを工夫を重ねてなんとか乗りきっておられる。煌めいて、「煌」、日頃あまり使ったことがなく読み方(実はたしかきらめくやが・・・)の確認で広辞苑のお世話に。最上段に「きらきらと光り輝く」とあります。もうこの句そのものです(って偉そうに・・・、十分詠めないのですが気持ちが伝わってきます)。

ギターでも真剣な取り組み、その上冠句では受賞もされた、拍手を送らなくてどうするんやと!と、素晴らしいです。

振り返れば私も今本当に充実の毎日です。それは友に恵まれている、そして友としっかりと取り組める趣味がある。それなんだなーと。実は私も今回の写真展で銅賞を頂きました。ただこれはこのこの写真展で毎回このように賞を決めるという決まったものではありません。最終日に生徒が作品の前に集合、先生が一人ひとりひとりの作品を評してくださいます。その時にこれは今回の金賞なやー、とか銅賞やなーと仰って下さるという賞ですがこれはこれで大変嬉しいことなんです。

私もちょっと体調がすぐれない日もあります。そりゃー、元気だといっても70歳にどんどん近づいています。そんな日もありますよね。ところがその時はギターをかき鳴らし、少々しんどくても三上山に登り友と語る、不思議と元気が戻ってきます。

ポエムさんのこの句、今回の日記を読ませていただき、日頃ギターでご一緒させていただく機会があること、お互いのブログで語り合うという事で共通している部分もありより感銘を受けました。それで私の毎日とちょっと並べさせて頂きました。 ありがとうございました。

返信する
茲愉有人さま (ポエム)
2012-10-23 11:23:29
気持ちの若さで乗り切っている部分も多い私ですが、あちこち不安を抱えすっきりしない体調とうまく折れ合って、出来る事を頑張っている日々だと、そんな風に思います。
決して無理をしないで、毎日を”今日もよし!”と思いつつ過ごしています。
さらに句意を深めて頂き、嬉しく思います。有難うございます。
返信する
Kennyさま (ポエム)
2012-10-23 11:48:06
温かいコメントに感謝しています。いつも有難うございます。趣味の仲間って本当にいいですね。
Kennyさんのお人柄も大きいと思いますが、喜び、苦労などを、同じ過程で知り合える友人の存在は本当に宝物だと思います。これからも素晴らしい写真を沢山写して、何時までも輝いて過ごして下さいね。
銅賞、おめでとうございます。会場で拝見させて頂いた2枚のどちらの写真で受賞でしたか?

コメントを頂いているラビットさんは、私の年上の親友ですが、若い頃あるサークルで知り合い、それ以後コーラスでも一緒に長年歌い、友好を深めている大事な友人です。今は残念ながらコーラスを退団されましたが、何時までも応援して下さって、合唱祭には聴きに来てくれます。
縁があって結婚後にこうして30年近くお付き合いできる友人に巡り合えた事を、本当に幸せに思います。

ギターで知り合えたご縁、いつまでも大事にさせてくださいね。今後とも宜しくお願いします。
返信する
Unknown (花キャベツ)
2012-10-25 21:53:14
芸術の秋たけなわですね。

いろいろな行事に張り切って取り組んでおられるポエムさんは高齢者(失礼!)の憧れであり、目標ですね。

結社20周年記念の句集で受賞されたとのこと、おめでとうございます。
日頃の精進のたまものですね。

今回の句、2句共に素晴らしいなと思いましたよ。

・煌めいて 達成感に落つ泪

いい句ですね。
努力したものにしか作れない句ですね。
私も見習わなくてわ、と強く思いました。

体調がすぐれない中で日々、いろいろなご趣味に取り組まれているところなども見習いたいと思います、今日と言う日は2度と来ないのですから。

返信する
花キャベツさま (ポエム)
2012-10-26 09:45:20
生きがいの趣味に、時間が足りない思いで過ごせる日々に、周囲の色々な温かさに感謝しています。

各種の文化祭の行事が相次いで行われ、投句の成績を待つのも楽しいような怖いような、、、音楽の発表は練習の成果が出せるようにと祈るばかりです。
「ギターの文化祭演奏」もまた一つ声がかかりました。少しずつですが夢が叶っていき、嬉しく思います。

今年の合唱祭の2曲の歌詞が、花キャベツさんに頂いたコメントと通じる前向きな人生の謳歌です。
二度とない一日一日を、大事に過ごそうと、しみじみ思います。いつも有難うございます。
返信する