2014年7月25日-1
原発へのテロ対策無し、避難策は各自治体に丸投げ
「総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 原子力小委員会(第2回)‐議事要旨
日時:平成26年7月11日(金曜日)9時00分~11時30分
場所:経済産業省本館地下2階講堂
〔略〕
黒川清 元国会事故調委員長による説明
〔略〕
・9.11の後、原子力がターゲットになり得るので、米国は原子力の安全性には特に緊張感を持っており、そのレポートは経産省にもブリーフィングしていた。これが事故後に明らかになった。また、電力会社の地域独占・総括原価の下での色々な発注の実態も判明。」
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denkijigyou/genshiryoku/002_giji.html
兵頭に訊こう
原発と軍事(1)
2013年05月25日 [原発]
「立命館大学教師の藤岡惇が
「軍事攻撃されると原発はどうなるか」という論文を書いている。
「2001年9月11日の同時多発テロ事件は、
多くの謎を残す奇怪な事件であったが、
少な くとも、つぎのことを明らかにした。
すなわち民間飛行機をハイジャックして、
軍事目標につっこむならば、
民間機は「ミサイル」に変えることができるということだ。
ハイジャック犯の乗っ取った「即席ミサイル」が
ニューヨーク市北郊のインディアンポ イント
原子力発電所に突っ込んでいたとしたら、
世界貿易センタービル崩壊時の何百倍、
何千倍もの被害が生まれたことだろう」 (引用終わり)
〔略〕
藤岡は「外部電源装置も7つの核燃料プールも、
ともに圧力容器・格納容器の外側にあるため、軍事攻撃は難しくない」とする。
ここは、本来は「3 」として
建屋内の無数の配管と電気コード類をあげるべきところだ。
〔略〕
原発維持・推進は、対米隷属の自民党としては、
やめたくてもやめられないので ある。
つまり現在の原発維持・推進政策を続けるかぎり、
日本は米国から高価な兵器を購入し 続けなければならない。
真に米国と対等な関係を築ける政権と首相を持たねば、
戦争即 亡国の負の連鎖から、日本は抜け出せないのである。
続いて藤岡は「なぜイスラエルやヨルダンでは
原発の建設に積極的ではないのか」とい う問題意識のもとに、次のように述べる。
「中東諸国のなかでイスラエルとヨルダンには油田が乏しいために、
両国ともエネル ギーの確保に苦労してきた。
とくにイスラエルは、〔略〕
高度な核能力をもちながら、
発電用原子炉を1基も建設・稼働させずにきた。
それはなぜか。地上に原子炉を建設すれば、
軍事攻撃の絶好のターゲットとなることを
イスラエル支配層が自覚していること、
地下深くに原発を作ったとしても、
軍事攻撃さ れる悪夢を払えないし、
コストアップとなると考えているからであろう。
」
http://m-hyodo.com/atomic-energy-8/#more-543
イスラエルの原子力開発と原子力施設 (14-07-03-01)
「イスラエルには、〔二つの〕研究炉がある。
〔略〕
原子力委員会は、ソレク原子力研究所とネゲブ原子力研究所をもっており、これらの研究所は次の研究炉で原子力の基礎研究を実施している。
a) ソレク原子力研究センター(所在地:ヤフネ)
アメリカ製のIRR-1(熱出力5MW、スイミングプール型、1960年6月臨界)
b) ネゲブ原子力研究センター(所在地:ディモナ)
フランス製のIRR-2(熱出力25MW、天然ウラン・重水減速炉、1963年12月臨界)
イスラエルは核不拡散条約(NPT)に加盟しておらず、IAEAの保障措置はアメリカ製のIRR-1にしか適用されていない。」(原子力百科事典 ATOMICA<更新年月> 2001年03月)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=14-07-03-01
「【エルサレム共同】〔略〕パレスチナ自治区ガザからロケット弾が9日、イスラエル南部ネゲブ砂漠にあるディモナ原子力センターに対して発射された。ロイター通信が報じた。〔略〕
被害や負傷者は確認されていない。〔略〕原子力センターはガザから約80キロ離れた原子炉1基を擁する施設〔略〕。」
http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071001000666.html
「エヴン氏はディモナと日本の原子炉は似ている、と話している。
「原子炉が建設されたのが同じ40-50年前であり、基本的に原子炉の設計計画も似ていた。急所はやはり冷却システムで、運転にはかなりのエネルギーが必要でこれは停止後も同様である。冷却システムが機能を停止すれば炉心が崩壊する。これが日本で起こったことである」
〔略〕
エヴン博士はディモナ原子炉の老朽化、及び外部から原子炉の稼動状況の監視ができていない事実などを挙げて、ディモナの原子炉の機能停止の可能性が高いことを警告している。
「イスラエルには強い地震や津波の可能性はないとは言え、冷却システムの崩壊が偶然、あるいは人的ミスにより起こることは十分にある。我々の原子炉はすでに建設から50年たっているのだ。これは他の国の基準から遥かに長い操業期間である。」
」
http://www.panorientnews.com/jp/news.php?k=864
イスラエルのディモナ原発で事故ノート
2013-08-12 13:48:35 | 原子力関係
イスラエルのディモナ原発で事故発生か?作業員38人被曝との情報も!イスラエルは各国の立ち入り調査を拒否している模様
「今月〔2013年8月〕にイスラエルのディモナ原発で何らかの事故が発生していたようです。ディモナ原発のセキュリティが暴露した情報によると、ディモナ原発周囲30キロに放射性物質が漏れ出し、作業員38人が放射線被曝をした可能性があるとのこと。
また、アメリカやフランス、ドイツの専門家チームが現場に駆けつけたところ、イスラエル側は彼らの立ち入り調査を拒否しているようです。」
http://blog.goo.ne.jp/okawaraarishige/e/35d6e884bdfae2623ee3dd0f390a1608
2012年10月29日14:45
ハマスがイスラエルの原発を狙い撃ちしています。
「http://www.debka.com/article/22481/Hamas-aims-Grad-at-Dimona-reactor-%E2%80%93-payback-for-Khartoum-raid〔この記事は書庫入りしていて、見るには購入が必要。2014年7月25日。〕
(内容)〔略〕28日の朝、パレスチナのロケット弾チームは、南部ガザ地区から、イスラエルのディモナ原発をターゲットにして、グラードロケット弾を発射させました。ロケット弾はディモナの南西部の原発から42.5kmのところに着弾しました。
」
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51854588.html
イスラエルが抱える核のジレンマ
〔19〕98年8月12日 田中 宇
http://tanakanews.com/980812israel.htm
2012年5月3日木曜日
原発に向けてテロができることをグリーンピースが証明した
「格納容器は壊れないと東大教授の大橋弘忠は無責任に太鼓判を押していたがそれは2011年3月12日に吹き飛んだ。
プルトニウムは重くて飛ばないと東大教授の中川恵一が無責任に放言していたが、プルトニウムは飛び散って神奈川でも発見された。
海の魚は汚染されにくいと言ったのも東大教授の中川恵一だったが、今、海の魚は非常に高濃度に汚染されて食物連鎖によって日本人の口に入っている
〔略〕
福島第一原発の記事は本当に注意深く表のニュースから消され続けられていて、国民の目を多発する交通事故のようなものに向けているが、交通事故と福島第一原発事故のどちらが悪影響が大きいのかよく考えて欲しい。
運転手が逮捕されてしかるべきだと思うのであれば、原発の運転手であった東京電力の経営者も逮捕されてしかるべきなのである。
そうしないから日本は「けじめのない国」だと嘲笑され、日本人は閉塞感で息が詰まっている。
〔略〕
ところで、原発が破壊されたらその国に深刻な打撃を与えることができると福島第一原発で証明されたということは、今後はテロで破壊される事態は、想定しなければならなくなったということでもある。
〔略〕
これが意味するところは、日本はいつでも原発に向かってミサイルを打ち込まれると54回は核爆発する可能性があるということであり、それは「想定外ではない」ということだ。
・空からミサイルが降ってくるかもしれない。
・空から飛行機が突っ込んでくるかもしれない。
・爆弾を抱えたパラグライダーが降りるかもしれない。
・爆弾付きリモコン飛行機が突っ込むかもしれない。
これらはすべて「想定外」ではない。「想定内」だ。日本の原発はそのほとんどが海沿いに建てられているが、海側から侵入してくる可能性もあるだろう。
そのすべてに対応できるほど、今の政府は優秀で電力会社は防御できているのだろうか。できていないのであれば、そんな危険なものを動かしている場合ではない。
いや、原子力発電所を動かしたいのであれば、まず福島第一原発をきちんと更地に戻して、飛び散った放射性物質を全部回収してからにすべきだろう。
責任を取るというのは、そういうことだ。
〔略〕
責任を取らない、けじめをつけない、福島を原状復帰しないから、みんな原発に反対しているのである。その上に、テロでまた爆発する可能性もあるのであれば、そんなものは最初から要らないと思うのは当然だ。
」
http://www.bllackz.com/2012/05/blog-post_03.html
原発へのテロ対策無し、避難策は各自治体に丸投げ
「総合資源エネルギー調査会 電力・ガス事業分科会 原子力小委員会(第2回)‐議事要旨
日時:平成26年7月11日(金曜日)9時00分~11時30分
場所:経済産業省本館地下2階講堂
〔略〕
黒川清 元国会事故調委員長による説明
〔略〕
・9.11の後、原子力がターゲットになり得るので、米国は原子力の安全性には特に緊張感を持っており、そのレポートは経産省にもブリーフィングしていた。これが事故後に明らかになった。また、電力会社の地域独占・総括原価の下での色々な発注の実態も判明。」
http://www.meti.go.jp/committee/sougouenergy/denkijigyou/genshiryoku/002_giji.html
兵頭に訊こう
原発と軍事(1)
2013年05月25日 [原発]
「立命館大学教師の藤岡惇が
「軍事攻撃されると原発はどうなるか」という論文を書いている。
「2001年9月11日の同時多発テロ事件は、
多くの謎を残す奇怪な事件であったが、
少な くとも、つぎのことを明らかにした。
すなわち民間飛行機をハイジャックして、
軍事目標につっこむならば、
民間機は「ミサイル」に変えることができるということだ。
ハイジャック犯の乗っ取った「即席ミサイル」が
ニューヨーク市北郊のインディアンポ イント
原子力発電所に突っ込んでいたとしたら、
世界貿易センタービル崩壊時の何百倍、
何千倍もの被害が生まれたことだろう」 (引用終わり)
〔略〕
藤岡は「外部電源装置も7つの核燃料プールも、
ともに圧力容器・格納容器の外側にあるため、軍事攻撃は難しくない」とする。
ここは、本来は「3 」として
建屋内の無数の配管と電気コード類をあげるべきところだ。
〔略〕
原発維持・推進は、対米隷属の自民党としては、
やめたくてもやめられないので ある。
つまり現在の原発維持・推進政策を続けるかぎり、
日本は米国から高価な兵器を購入し 続けなければならない。
真に米国と対等な関係を築ける政権と首相を持たねば、
戦争即 亡国の負の連鎖から、日本は抜け出せないのである。
続いて藤岡は「なぜイスラエルやヨルダンでは
原発の建設に積極的ではないのか」とい う問題意識のもとに、次のように述べる。
「中東諸国のなかでイスラエルとヨルダンには油田が乏しいために、
両国ともエネル ギーの確保に苦労してきた。
とくにイスラエルは、〔略〕
高度な核能力をもちながら、
発電用原子炉を1基も建設・稼働させずにきた。
それはなぜか。地上に原子炉を建設すれば、
軍事攻撃の絶好のターゲットとなることを
イスラエル支配層が自覚していること、
地下深くに原発を作ったとしても、
軍事攻撃さ れる悪夢を払えないし、
コストアップとなると考えているからであろう。
」
http://m-hyodo.com/atomic-energy-8/#more-543
イスラエルの原子力開発と原子力施設 (14-07-03-01)
「イスラエルには、〔二つの〕研究炉がある。
〔略〕
原子力委員会は、ソレク原子力研究所とネゲブ原子力研究所をもっており、これらの研究所は次の研究炉で原子力の基礎研究を実施している。
a) ソレク原子力研究センター(所在地:ヤフネ)
アメリカ製のIRR-1(熱出力5MW、スイミングプール型、1960年6月臨界)
b) ネゲブ原子力研究センター(所在地:ディモナ)
フランス製のIRR-2(熱出力25MW、天然ウラン・重水減速炉、1963年12月臨界)
イスラエルは核不拡散条約(NPT)に加盟しておらず、IAEAの保障措置はアメリカ製のIRR-1にしか適用されていない。」(原子力百科事典 ATOMICA<更新年月> 2001年03月)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_Key=14-07-03-01
「【エルサレム共同】〔略〕パレスチナ自治区ガザからロケット弾が9日、イスラエル南部ネゲブ砂漠にあるディモナ原子力センターに対して発射された。ロイター通信が報じた。〔略〕
被害や負傷者は確認されていない。〔略〕原子力センターはガザから約80キロ離れた原子炉1基を擁する施設〔略〕。」
http://www.47news.jp/CN/201407/CN2014071001000666.html
「エヴン氏はディモナと日本の原子炉は似ている、と話している。
「原子炉が建設されたのが同じ40-50年前であり、基本的に原子炉の設計計画も似ていた。急所はやはり冷却システムで、運転にはかなりのエネルギーが必要でこれは停止後も同様である。冷却システムが機能を停止すれば炉心が崩壊する。これが日本で起こったことである」
〔略〕
エヴン博士はディモナ原子炉の老朽化、及び外部から原子炉の稼動状況の監視ができていない事実などを挙げて、ディモナの原子炉の機能停止の可能性が高いことを警告している。
「イスラエルには強い地震や津波の可能性はないとは言え、冷却システムの崩壊が偶然、あるいは人的ミスにより起こることは十分にある。我々の原子炉はすでに建設から50年たっているのだ。これは他の国の基準から遥かに長い操業期間である。」
」
http://www.panorientnews.com/jp/news.php?k=864
イスラエルのディモナ原発で事故ノート
2013-08-12 13:48:35 | 原子力関係
イスラエルのディモナ原発で事故発生か?作業員38人被曝との情報も!イスラエルは各国の立ち入り調査を拒否している模様
「今月〔2013年8月〕にイスラエルのディモナ原発で何らかの事故が発生していたようです。ディモナ原発のセキュリティが暴露した情報によると、ディモナ原発周囲30キロに放射性物質が漏れ出し、作業員38人が放射線被曝をした可能性があるとのこと。
また、アメリカやフランス、ドイツの専門家チームが現場に駆けつけたところ、イスラエル側は彼らの立ち入り調査を拒否しているようです。」
http://blog.goo.ne.jp/okawaraarishige/e/35d6e884bdfae2623ee3dd0f390a1608
2012年10月29日14:45
ハマスがイスラエルの原発を狙い撃ちしています。
「http://www.debka.com/article/22481/Hamas-aims-Grad-at-Dimona-reactor-%E2%80%93-payback-for-Khartoum-raid〔この記事は書庫入りしていて、見るには購入が必要。2014年7月25日。〕
(内容)〔略〕28日の朝、パレスチナのロケット弾チームは、南部ガザ地区から、イスラエルのディモナ原発をターゲットにして、グラードロケット弾を発射させました。ロケット弾はディモナの南西部の原発から42.5kmのところに着弾しました。
」
http://blog.livedoor.jp/wisdomkeeper/archives/51854588.html
イスラエルが抱える核のジレンマ
〔19〕98年8月12日 田中 宇
http://tanakanews.com/980812israel.htm
2012年5月3日木曜日
原発に向けてテロができることをグリーンピースが証明した
「格納容器は壊れないと東大教授の大橋弘忠は無責任に太鼓判を押していたがそれは2011年3月12日に吹き飛んだ。
プルトニウムは重くて飛ばないと東大教授の中川恵一が無責任に放言していたが、プルトニウムは飛び散って神奈川でも発見された。
海の魚は汚染されにくいと言ったのも東大教授の中川恵一だったが、今、海の魚は非常に高濃度に汚染されて食物連鎖によって日本人の口に入っている
〔略〕
福島第一原発の記事は本当に注意深く表のニュースから消され続けられていて、国民の目を多発する交通事故のようなものに向けているが、交通事故と福島第一原発事故のどちらが悪影響が大きいのかよく考えて欲しい。
運転手が逮捕されてしかるべきだと思うのであれば、原発の運転手であった東京電力の経営者も逮捕されてしかるべきなのである。
そうしないから日本は「けじめのない国」だと嘲笑され、日本人は閉塞感で息が詰まっている。
〔略〕
ところで、原発が破壊されたらその国に深刻な打撃を与えることができると福島第一原発で証明されたということは、今後はテロで破壊される事態は、想定しなければならなくなったということでもある。
〔略〕
これが意味するところは、日本はいつでも原発に向かってミサイルを打ち込まれると54回は核爆発する可能性があるということであり、それは「想定外ではない」ということだ。
・空からミサイルが降ってくるかもしれない。
・空から飛行機が突っ込んでくるかもしれない。
・爆弾を抱えたパラグライダーが降りるかもしれない。
・爆弾付きリモコン飛行機が突っ込むかもしれない。
これらはすべて「想定外」ではない。「想定内」だ。日本の原発はそのほとんどが海沿いに建てられているが、海側から侵入してくる可能性もあるだろう。
そのすべてに対応できるほど、今の政府は優秀で電力会社は防御できているのだろうか。できていないのであれば、そんな危険なものを動かしている場合ではない。
いや、原子力発電所を動かしたいのであれば、まず福島第一原発をきちんと更地に戻して、飛び散った放射性物質を全部回収してからにすべきだろう。
責任を取るというのは、そういうことだ。
〔略〕
責任を取らない、けじめをつけない、福島を原状復帰しないから、みんな原発に反対しているのである。その上に、テロでまた爆発する可能性もあるのであれば、そんなものは最初から要らないと思うのは当然だ。
」
http://www.bllackz.com/2012/05/blog-post_03.html