コンクールに向けて

夏にかけてのコンクールシーズン、今回は教室から３人挑戦します。


選曲から始まり‥
○譜読み（アナリーゼ）
○弾けないところをなくすための、リズム練習や取り出し練習
○ペダルの研究
○タッチの速度・角度・重さ、音色の研究
○それぞれのパートのバランス
○全体の音量コントロール
○タイトルに合った曲想
深く勉強すればするほど、ポイントが次々から次々へと出てきます(^^;

高い要求を理解はできても、自分の表現にするには、試行錯誤を繰り返し、相当な弾きこみが必要。
常に自分の音を自分の耳でチェックしながら、練習しなくてはいけません。
どこまで突き詰められるか、やった分だけ力はつくもの。
本番当日の結果だけでなく、本番までの準備でも一番を目指してほしいです。


来週は、本番前の弾き合いをする予定。
人前で「伝える」という意識も持つ練習にもなるかと思います。
教室生の皆さんは見学OKです。見学希望の場合は連絡下さい。

初めてのグループレッスン

今日は年長さんと小学一年生のペアで、グループレッスンしました。
ホームコンサートは何度か経験している二人ですが、ペアでのレッスンは初めて。
自己紹介からスタートしました。

今回やりたかったのは、「パーテイーB」の大きなポイント、おとなりステップ・ひとつ飛ばしスキップ。（2度と3度の区別）
大きい鍵盤シートで動きを確認し、ピアノの鍵盤で実際に弾いたり、ノートに音符を書くこともやってみました。
意味はわかっていても、音の名前がすぐ出てこなかったり、鍵盤で指が動がなければ、譜読みにつながらず。
上がるのはいいけど、下がれない。他のグループも同じ傾向でした。
毎回のレッスン、宿題にも出して毎日おさらい、定着を目指していきたいと思います。

レッスンの始めは、戸惑いも見られた二人でしたが、40分よく集中できました！

PTC講座

今日は、今年度第一回目のPTC講座を受講してきました。

久元祐子先生の講座は、前回ショパンでしたが、今回取り上げた曲はリスト。
「コンソレーション」や「愛の夢」などの名曲をレクチャーしながら弾いてくださる音は、メロディーと伴奏パートの弾き分けがくっきり！
音量のコントロール、外を出すか中を出すか、どこに光を当てるかなど、演奏のポイントをたくさん教えていただきました。

生徒のコンクール本番が近づき、課題曲をどう仕上げていくか、あれこれ勉強していたところ。
これは使えそう！という演奏のヒントもいくつかあり、色々試してみたいと思います。


時代様式のお話での余談
バッハの頭蓋骨が発見され、こういう顔だったのでは？という写真が笑える(^^)
バッハ、頭蓋骨 で検索できます。