秋の雨で思い出す・・・水甕・・・あれから(その2)

2012年10月04日 | 日記
今朝の気温は18度。肌寒い朝です。細かい雨が降っています。

台風の影響もあっての雨で、「秋雨」ではないようです。
「秋雨」とは、6月の梅雨とよく似たもので、9月半ばから10月上旬に
続く長雨を指す言葉のようです。

雨を好む花・・・アジサイのあれからはどうなったのか。あの後の経過です。

実は、西洋アジサイの装飾花の中心にも 花が開いているのを見つけていました。
6月29日のことです。


6月16日のブログには、装飾花の中心の花は、咲かぬ間に終わってしまうことが多い
と書いたのですが、ところが、いくつも咲いていたのです。20年以上育てていて初めて
見たのです。



6月26日の記事で、学名の「ハイドランジア」は、水の器、水入れ つまり「水甕」
の意味であることを書きましたが、真花が結実して、このような形の実が出来ていました。

6月29日と、7月11日の様子です。ずい分、膨らみ「水がめ」らしい形です。


普段、西洋アジサイは、装飾花の色が褪色した7月上旬には、花から2節目のところで、
バッサリ切ってしまうので、こんなところに、実をつけていたことも、装飾花の中心に
花が咲いていたことも全然気がつきませんでした。

ということは、「てまりてまり」や「アナベル」はどうなっていたのでしょうか・・・・

「てまりてまり」
6月29日

7月11日

やっぱり装飾花の中心にも花は咲き、真花も咲き、実をつけていました。

もともといっぱい真花を見せていた「アナベル」はこんなに実をつけていました。
みんな、Vサインをしているようにも見えます。
7月22日
 

真っ白だった装飾花の色は、黄緑色に変わりました。そして、その頃のあたりの様子です。7月21日
  

緑色のエキナセア「グリーンジュエル」(同じ花の7月5日の咲きたての様子)
ひまわりの花を小さくしたような黄色のルドベキア(7月21日)も咲いていました。
  

「花の塔」カシワバアジサイ (7月3日)
 

その後、真花に実をつけるのを確認するのを忘れて切ってしまいました。(残念)

9月27日 下の方から紅葉してきました。


アナベルは、少しずつ花の一部が茶色に変色したので、変色した花を切りました。
今は2輪だけ残っています。真ん中は、「テマリテマリ」右は、西洋アジサイの9月27日の様子です。
    
このまま晩秋には、葉を落とし、茎だけになって冬を迎えます。

秋の雨・・・物思いにふけるのもまた楽しいですね。