今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

万治の石仏(長野県下諏訪町東山田字石仏)

2017年11月05日 | 名所・旧跡
万治の石仏
諏訪神社下社春宮から徒歩3分の場所にある



伝承によると、諏訪大社下社春宮に石の大鳥居を造る為にこの石仏を材料にしようとノミを入れた
傷口から血が出てきたため職人達は祟りをおそれ、石仏を阿弥陀如来として祀った



大まかな内容を把握して、大好きな石仏に近づいてみる



岡本太郎氏が絶賛したことにより注目されたそうだが、いかにもと云う感じがした



横から観てもこれまで出会ったことのない独創性に溢れた石仏だ



「南無阿弥陀仏」と刻まれている



高さ約2.7メートル、奥行き約4メートルの胴体の上に、高さ約60センチメートルの頭部が載っている



この時期、お願いしたい事があったので作法に則ってきちんとお参りした



小説家・新田次郎も万治の石仏を賞賛
万治の石仏がイースター島の石人の頭部が日本へもたらされたとする大胆に想定
この想定を基に小説「万治の石仏」を書いている



不思議な魅力を持つこの石仏、一度見たら一生忘れない

撮影 平成29年5月19日
コメント (2)
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