今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

水上布奈山神社(長野県千曲市大字戸倉上中町)

2017年11月23日 | 神社・仏閣
水上布奈山(みずかみふなやま)神社
本殿が重要文化財に指定されているということでナビに入力
途中大きな神社もあったが案内されたのは小さな神社
道路工事で鳥居の前に重機が置かれ、周辺を走っても駐車場もない

境内に入っても所謂神社らしい雰囲気をあまり感じさせない



「飯盛女の献燈籠」
稲荷神社の前に立つ燈籠が主役である



1839年(天保10年)7月に下戸倉宿に働く飯盛女52名と旅籠屋主人が奉納したもので千曲市の指定有形文化財



台座に刻まれた52名の飯盛女の名を確認することができる






二の御柱
諏訪大社にならい、7年毎(実際には6年に一度の申年と寅年)の4月中旬に御柱祭がある



拝殿
これまで経験したことのない雰囲気の異なった拝殿



額には「水上布奈山神社」



さて、本殿だが写真左の大きな建物になる



近づくと、このように固く護られている



水上布奈山神社本殿(重要文化財)
内部を覗き見ると、護りたいというのが理解できるほどの美しさだ
網と柵でガードされているなか、どのように撮したかは想像に任せるが、苦労はしている



寛政期に建立された本殿は一間社流造で、諏訪の大工柴宮長左衛門による彫刻が施されている






彫刻は「上り竜・下り竜」「唐獅子」「蘇鉄に兎」「鳳凰」「竹林の七賢人」「仙人像」など



この日は雨が降っていて左手に傘、右手にカメラと窮屈な姿勢で撮っていたため傘が写っているのを今日まで知らなかった



美しさよりも凄さを感じさせる本殿。雨で開放していなかったのか、わからないが近くで観たいと強く思った






撮影 平成29年5月24日
コメント (2)
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