今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

佐伎治神社(福井県大飯郡高浜町宮崎59-3)

2023年06月22日 | 神社・仏閣
訪問日 令和5年5月15日

佐伎治(さきち)神社
ネット検索により、車中泊をした道の駅の近くに1800年の歴史を持つという神社を見つけた



伴 信 友 歌碑
調べてみると、天保の国学四大家の一人に数えられる人物だという
国学とは古事記や日本書紀、万葉集などの古典研究から日本固有の文化や精神を明らかにしようとした学問



祭神:大己貴命(大国主命)は出雲大社と同じ



額には「佐伎治神社」



次の鳥居の社号は字体が異なる






狛犬
境内には多くの狛犬が置かれている



拝殿



拝殿内の額の4カ所に「菊の紋」
皇室、天皇家の家紋で、花弁も16枚の十六弁文様の紋章
由緒ある神社ということがわかる



拝殿内部



幣殿・本殿



本殿
祭神:大己貴命(おおなむちのみこと)
   素戔嗚命(すさのおのみこと)
   稲田姫命(いなだひめのみこと)



撫で牛






日吉神社



御船舎






和鐘(福井県指定文化財)






御霊神社






戦没者を祀る



雪国の認識はなかったが積雪から祠を護るため覆われている



祭器庫






広峯神社






稲荷神社



目元が個性的な狐












狛犬






神馬



神輿庫
式年大祭『高浜七年祭』(福井県指定無形文化財)で使用される三基の神輿が保管されている









駐車場に戻ろうとしたとき、「大きなカメラですね」とスエット姿の男性から声をかけられた
有名寺社の写真を趣味で撮っていると話すと、実は宮司だと名刺を渡され拝殿の奥まで案内してくれた
金ぴかの狛犬だが修復してこのようになったそうだ



宮司と会話する機会はこれまでなく、祭神について疑問に思っていることを尋ねてみた
私の質問の内容は祭神の形についてである
それは神社では秘密で言えないことになっていると話してくれた



その後も境内を案内され神社の歴史などについても説明を受けた
そのほとんどは記憶からなくなっているが、神社に対する興味は、以前より増してきた



国旗を掲揚している神社などほとんどないなか清々しさを感じていた
そのことを伝えると、理解して貰って嬉しいと言われた



撮影 令和5年5月15日
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする