今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

延生山 地蔵院 城興寺(栃木県芳賀郡芳賀町大字下延生)

2020年03月15日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年11月6日
入浴施設が併設されている、道の駅「はが ロマンの湯」に車中泊
雲一つ無い快晴の朝を迎えた

延生山 地蔵院 城興寺
道の駅から5分ほど走った所にある。大きな駐車場の駐車しているのは私の車のみ
中に入って分かったが、境内にある幼稚園も休みだった

山門



額には山号の「延生(のぶ)山」



「延命地蔵尊」



天正12年(1584年)堂塔伽藍全焼し、その折に記録も消失、開基・造立も詳かでない



鐘楼



お堂の額には「平和観音」



観音堂









「地蔵菩薩像」






子育地蔵堂



後鳥羽・土御門・順徳の頃か、天皇の后が妊娠するも臨月になっても産気づかなかった
帝の夢枕に「女人の安産は地蔵菩薩十種の大願の第一なれば、此の菩薩を信仰給わば御安産疑いなし」と消え失せた



帝は、后の産紐を解かれ、安々と王子を産んだ事により「紐解地蔵」とも称される



帝は仏師・運慶に地蔵菩薩を造らせ、堂塔房宇を建立し地蔵菩薩を安置
皇城繁興を念じられて寺名を「城興寺」と号すべしと宣ぜられ、またこの霊地を「延びて生まれた」より「延生」と名付けた



額には「延生地蔵尊」



狛犬



手水舎



銅像地蔵菩薩座像(芳賀町指定有形文化財)






本堂
残念ながら休みのため施錠されていた



間引の絵馬(芳賀町指定有形文化財)



心眼でも見えず、カメラのレンズを通しても見えない









参拝者は私一人、整備された境内は気持ちがいい






撮影 令和元年11月6日

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