今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

犬熊山 萬福寺(宮崎県東諸県郡国富町大字本庄)

2020年01月25日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年6月6日

犬熊山 萬福寺
初めて訪れる寺である。重文の仏像を所有しているとネットで調べて来た

山門
初代の山門は江戸時代後期に建立された。昭和4年と平成28年に改修し、現在に至る



収蔵庫と樹齢200年の石櫧樫(イチイカシ)






重文の阿弥陀如来像と脇侍像(観音菩薩、勢至菩薩)は、1本のカヤの木を彫って作られた
おそらくこの収蔵庫に安置されているのであろう



本堂
萬福寺は、伝教大師 最澄によって、延暦22年(803年)に開かれた名刹
法要があるということで、本堂内への立ち入りはできなかった



観音堂






楽山園
萬福寺の日本庭園である枯山水庭園



この桃山式庭園は昭和初期に造られた












残念ながら庭園の良さをまったく理解していないため早々に引き返す



昔、ここで熊が襲ってくるのを知らせるために吠えた犬を山幸彦(ホオリノミコト)が怒って殺した
その犬と熊を弔った所といわれ、これが山号「犬熊山」の由来となっている






樹齢200年の石櫧樫(イチイカシ)の数年前の写真を見ると、約2倍の高さがある。何らかの理由で切られたようだ



仏像拝観の目的を達することはできなかったが、こういうことも私の旅では日常的
本堂前の両側にソテツの木がある寺を見ることができただけでも良しとしよう



撮影 令和元年6月6日

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