今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

洪隠山 西芳寺<苔寺>(京都府京都市西京区松尾神ケ谷町)

2013年10月07日 | 神社・仏閣
昨日の敗戦で地元球団である「北海道日本ハムファイターズ」の最下位が決定した。
特に後半戦は、JR北海道の線路のように選手一人一人のプレイも緩んできているように思える。
最近ではテレビ観戦をしていても途中で他番組に切り替えることが多くなった。
塁に出たら初回からでも送りバント、素人でもわかる采配では感動はなく、本当につまらない野球になっていることもその理由のひとつだ。




(世界遺産)洪隠山 西芳寺<通称:苔寺>の歴史 
京都市西京区松尾にある臨済宗の寺院。一般には苔寺(こけでら)の通称で知られる。
山号を洪隠山と称する。本尊は阿弥陀如来、開山は行基と伝え、中興開山は夢窓疎石である。「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されている。


庭園(特別名勝及び史跡)
夢窓疎石の作庭で、上段の枯山水と、下段の池泉回遊式庭園の2つから成っていた。

といっても、庭園のことは何もわからないので散策順路にしたがって紹介していく。
この年は雨不足で苔の状態はあまりよくないと聞いた。



この日は晴れているが境内の散策路は暗い。写真は苔がわかるように少し明るめにしてある。









木立の中にある黄金池と呼ぶ池を中心とした回遊式庭園である。












すでにブログで紹介している、岐阜県多治見の「永保寺」もこの夢窓疎石の作である。






西芳寺はかつては誰でも参観できる寺院であったが、1977年からは一般の拝観を中止し、事前申し込み制となった。
また拝観に際して、写経などの宗教行事に参加する事が条件となっている。
写経をした後に庭園の見学という流れになる。






希望日に予約ができず、前日の午後1時にという連絡がきた。その日の朝は広島市にいたため急ぎ新幹線で京都へ。
バスに乗るが渋滞で40分遅れで寺に着いた。寺の門が閉じていたため電話で事情を話すと、快く寺内に入れていただいた。
寺では写経の時間で15字ほど書いたところでそれも終了した。



拝観料は1人3,000円。
住職の説法・般若心経の唱和・写経を行い、写経に願い事を書いたものを祈りを込めて本尊に永久奉納していただけることから、祈祷料やお布施の意味合いが込められている。






庭園内を約120種類の苔が覆い、まるで緑のじゅうたんを敷き詰めたような美しさから苔寺と呼ばれている。












閉門時間になって寺の写真が1枚もないことに気付き撮った1枚。
さすが京都の古寺、絵になる。



撮影 平成21年10月12日

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