今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

アルテピアッツァ美唄 その2(北海道美唄市落合町)

2013年10月06日 | 博物館・美術館・記念館
昨日に引き続き、アルテピアッツァ(芸術広場の意)美唄に展示されている作品を紹介していく。 

天聖、天もく、水の広場 TENSEI, TENMOKU, MIZU no HIROBA 
旧小学校校舎の裏側に歩いていくと、水をテーマとしているような真っ白な作品が小高い丘にのびている。



磨かれているような真っ白な石は、透明な水に反射し輝きを増している。

 

僻地の小学校で学んでいたことがあったので、ここから見える校舎は実に懐かしく思える。




ここから森の中に入ると最初に見えてきたのは卵形の白い石。



その時は特段強い印象の残らず、2・3枚撮ってさらに奥に進むともう一つ石が置かれていた。
撮影する側としては難しい石達である。前日までの雨で足下も悪く近寄ることもできない。



次の作品の方へ進もうと振り返ると、先に撮ったあの石が青白い不思議な光を放っているように見える。
勿論光のいたずらであるが、急いでカメラを構えシャッターを押すが……。



作品のタイトルを記録していなかったので、自宅に帰り、パンフやHPでも調べてみたが掲載はなかった。

散策路はこのような感じで、気持ちがすっきりしていくのが歩いていてよくわかる。

 


吹雪 HUBUKI 
どうしたらうまく撮れるのだろうか、数字の1以外は頭に浮かばない。



人間の形にも無理をすると見えてくる。


 

ひとつはふたつ HITOTSU wa HUTATSU 
この狭い空間にある、この大きな物体はなんだろう。
近くからは撮れず、坂の上でつま先立ちになり、直射日光を防ぐため左手にはかぶっていた帽子をレンズ前に置き、ふるえる右手のみで撮った写真である。
被写体としては私の撮している姿の方が面白い写真になっていたと思う。 



さらに、奥のベンチに立ち撮してみた。 



森から平地に下りてきたきた。広大な緑の平地の奥に圧倒的な存在感を示している作品が置かれている。



残念ながら作品名はわからないが、全作品のなかでも重要な位置にいるはずだ。


 
 
妙夢 MYOMU 
上記作品の対角線上に配置されている。



前日にも同じ作品名で違う作品紹介している。
作品が縦になっていること、白色ではないということが違いである。




 

威風堂々とした重厚感があり、好きな作品の一つだ。 



作品の周囲を何回も何回も歩き、青空と雲と光を待った。 



屋外の作品の紹介はこれで終了となる。



旧小学校校舎の2階にギャラリーがある。
螺旋階段を上り靴を履き替えていると、係の女性が挨拶に出てくれた。
この敷地内の見学は無料であるが、廊下には寄付金を入れる透明の箱が置かれていて、その上に感謝の気持ちとしてパンフレットをどうぞという仕組みになっている。


めばえ MEBAE 




  

天秘 TENPI 



妙夢、風、相響 



意心帰 ISHINKI 



天もく



天秘



昨日も記載したが能率よく多くの作品を見るのであれば、最初にここのギャラリーによってパンフを手にして回ることを薦める。
私のようにのんびり写真を構えながら回る者だと2~3時間の時間を要する。
 

撮影 平成25年10月4日

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