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車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

砂の美術館<砂で世界旅行・フランス編>その3(鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17)

2024年07月22日 | 博物館・美術館・記念館
訪問日 令和6年5月20日
砂の美術館<砂で世界旅行・フランス編>その3

作品08 ヴェルサイユ庭園~バッカスの泉水
制作者:ジル・ハリス/アメリカ
フランス式庭園の最高傑作とされるヴェルサイユ宮殿の広大な庭園には約1400の泉水がある



作品はそのひとつで、ワインを司るローマ神話の神「バッカス」の彫刻を中央に配している






作品09 ヴェルサイユ宮殿
制作者:レオナルド・ウゴリニ/イタリア
    アンゲフォン・ディビッド/ベルギー

ルイ14世によって建造されたバロック建築の最高傑作(写真上段)であり、ブルボン朝の最盛期を物語る宮殿である



宮殿内は王族の居室をはじめ礼拝堂や劇場など700以上の部屋がある



ルイ14世は贅の限りを尽くした宮殿と庭園を庶民にも公開し権力を示した



この宮殿は18世紀以降に建築された世界の宮殿に多くの影響を与えた



作品10 ナポレオンの戴冠式
制作者:ディビッド・ドゥシャーム/カナダ
    スザンヌ・ルセラ/オランダ




この作品はメインステージを飾る最も重要な作品である
砂像も素晴らしく、つい見入ってしまい、重大なミスを犯してしまった



作品の足元に作品の説明や時代背景など解説したものが置かれているのだが、それを撮り忘れてしまったのだ



時代的背景などの解説があるとそれに合わせた写真を選択できるのだが……









戴冠式は、1804年12月にノートル・ダム大聖堂で行なわれた
ナポレオンは、市民に支持されて皇帝になったことを示すため、冠を自分で頭に載せた



作品11 フランス文学~レ・ミレザベル
制作者:マリエレ・ヒーセルス/オランダ
ヴィクトル・ユゴーが1862年に発表した小説「レ・ミレザベル」
主人公は元囚人の男ジャン・バルジャン
社会を恨んでいた彼は無償の愛に触れて改心し、人を助けながら波乱の人生を送る



作品の中央にある小説の表表紙ではヒロインのコゼットが造形されている



右は女中として酷使される幼いコゼットとヴァルジャンが出会うシーン



左は成長したコゼットの恋人マリユスが暴動で重症を負いヴァルジャンに助けられて下水道に逃げたシーン



ヒロインのコゼットの子供時代が本当に可愛く表現されている



成長したコゼットの表情に不安な社会情勢なか、たくましく生きる姿を感じる



作品12 フランスの森
制作者:イネス・ヴァルテーレ/ラトビア
美しく広大なフランスの森はさまざまな豊かな文化を育んできた場所
古来よりおとぎ話や物語の舞台であり、かつては王侯貴族による狩猟の場でもあった



森に生息するシカや熊、猪など動物たちが生き生きと表現されている



遠景には雄大なアルプス山脈、手前には狩りに出かけてきたルイ14世とハンターが彫刻されている






次回に続く

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