今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

比金山 如意寺(兵庫県神戸市西区櫨谷町谷口)

2015年02月15日 | 神社・仏閣
比金山 如意寺
大化元年(645年)法道仙人が多聞天の教化により地蔵菩薩と毘沙門天を祀ったのが起源
大化5年(649年)に孝徳天皇の勅願寺となった
仁寿元年(851年)には円仁が文殊堂を建立



常行堂(阿弥陀堂)・三重塔・文殊堂が国の重要文化財指定を受けていると記載されている



三重塔(重要文化財)
常行堂と対面した三重塔は元和5年(1619)の修理の際に発見された龍車という相輪の刻銘により、



南北朝時代、至徳2年(1385年)に建立されていたことが分かった



本瓦葺、高さ21.33m



純和様の建造物で各層各階にはそれぞれ大日・釈迦・多宝如来を安置して法華教と密教思想の融合を表している



この三重塔を見るためにこの寺を訪れたのだが、ここにたどり着くまで道路幅が狭いのと、駐車場がないので苦労した



その苦労が報われるような美しい塔だ



常行堂[阿弥陀堂](重要文化財)
常行堂は常行三昧という天台宗の重要な修行のためのお堂で阿弥陀如来を本尊としている



入母屋造、とち葺き形銅板葺き。鎌倉時代初期。正面を全面蔀戸とする



応永13年(1406)と寛文12年(1672)に改修されているが神戸市内で最古の建造物



文殊堂(重要文化財)
建立年代は応永13年(1406)の罹災後とも考えられている



江戸時代に修理が加えられている。聖僧文殊を安置






伽藍の南端の傾斜地に建てられ、懸造様の高床をもつ建造物









入母屋造、本瓦葺き



文殊堂からみた三重塔



この日の朝、道の駅で同じような「バンコン型」キャンピングカーに乗っているということである男性に声をかけられた
車の話しを続けていくなかで、彼の職業がプロカメラマンということを知った
彼の名は本橋 昂明 氏。職業と趣味、芸術と記録という相容れないものがあるが、貴重な話しを聞かせていただいた






普段、自分では撮らないような写真が残っているが、影響を受けているのか






 


如意寺を後にする



撮影 平成26年10月30日

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