今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

御許山 佛通寺 その2(広島県三原市高坂町許山)

2018年02月06日 | 神社・仏閣
佛通寺 その2
佛通寺は桜と紅葉の名所ということで賑わうらしいが、その両季節は北海道では雪の心配があるため、いつもじっとしている
GW後に家を出て梅雨の時期に家に戻る。台風が終わったら家を出て初雪の時期に家に戻る。これが、私の行動パターンだ
この日は人も少なく静かに参拝することができた

薬師堂



真っ白な建物が印象的だ



堂内には「一畑薬師瑠璃光如来」が安置されている



薬師堂の横にある石仏群。以前訪れたときの記憶が全くない
山陽花の寺霊場 仏通寺「りゅうみん地蔵」と彫られた地蔵がとても愛らしい









鐘楼



鐘楼の形も素晴らしいが、足元の掃き清められた砂が見事だ



足を踏み入れることが憚られるような張り詰めた雰囲気がある



大方丈
佛通寺の本堂






この建物は「降魔殿(ごうまでん)」と呼ばれ、第三代管長山崎益洲老師筆の「降魔」の扁額






大玄関
「達磨堂」と称し、長谷川大道老師作の達磨大師像が安置されている



以前拝観したときより、落ち着いた深みのある色彩になっているような感じがした



大庫裏
「喜悦堂」と称し、第三代管長山崎益洲老師筆の「喜悦」の扁額



この墨絵の迫力は尋常ではない



鐘楼越しに多宝塔が見える



山門を出て、多宝塔のある場所に向かう



石段を息の切れるほど上ることになる



石段の周囲に石仏が置かれているので楽しみは多い






急坂に置いてあるので、なかなか近づくことができない






何体の石仏があるのだろう



石段を上りきった正面に地蔵堂が見えてくる



多宝塔(登録有形文化財)



昭和初期の建築で、軒周辺の材料に反りをもたせせ、整った塔姿が特徴の近代の多宝塔



開山堂と地蔵堂



開山堂



地蔵堂






多宝塔からの景色。仏殿と大方丈が遠くに見える



撮影 平成29年10月11日

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2 コメント

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三原市に… (@ OTETSUDAI)
2018-02-06 20:09:15
三原市は広島市に比するには当然ですが、何も無いところと思っていました。三日続けての寺院周りと言うことは未だたくさん有る街なのでしょうか。
石仏像の多いこと…全て寺院では配置など把握しているのでしょうか…随分年数を経ている感がします。「りゆうみん地蔵」は新しい感じがしますが、石の違いでしょうか。
この階段は緩やかですが半端ではない長さのようですね。上に着くまでに息切れしそうな気がします。途中にある石仏がその疲れを癒やしてくれるのでしょうか。
達磨大師の像、木像でしょうね。素晴らしく立派です。
そして達磨の屏風は威圧感がありますね。子どもなら泣いてしまいそうな…
多宝塔はやはり年代の違いが伺えます。私的には古いのがいいと思います。
このような古い歴史のある街から出て来たT氏は恵まれた環境に育ったことを知りました。ありがとうございました。
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一粒で二度美味しい (2014kurumatabi)
2018-02-06 23:23:27
いつもありがとうございます。
佛通寺は仏殿や方丈のある場所と、多宝塔のある場所の二つを楽しむことができます。
最盛期には塔頭88、西日本に末寺約3000寺というだけあり、奥深さを感じる寺院です。
私が再訪したのは石仏が沢山あるということを思い出したからです。達磨大師像も最初見たことは白木のような感じでしたが、経年変化により良い色になってきました。
人間も年齢と共に良い色に染まっていければ楽しいですね。ありがとうございました。
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