今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

長崎市平和公園(長崎県長崎市松山町)

2014年01月26日 | 名所・旧跡
男5人旅の2日目になる。誰から言い出すこともなく暗黙の了解で平和公園を訪れる

祈りのゾーン
中心地地区は、「祈りのゾーン」として聖域化を図り、被爆の史実を伝え、被爆により亡くなられた方々のご冥福を祈る空間として整備されている

原爆落下中心碑  
この地の上空500メートルで炸裂した原爆は、一瞬のうちに多くの尊い人命を奪った



塔の前に置かれた原爆殉難者名奉安箱には原爆により爆死された方、被爆者でその後亡くなられた方々の氏名を奉安している

被爆50周年記念事業碑 



21世紀にはばたく日本の未来を、偉大なる母の慈悲心と温かな母の胸で眠る傷心の子供の姿で表現



浦上天主堂遺壁 



大正3年(1914年)に天主堂、大正14年(1925年)にその双塔を完成させ、東洋一の壮大さを誇った浦上天主堂は、原爆によりわずかな堂壁を残し崩れ落ちた



この遺壁は、聖堂の南側の一部を移築したもので、原爆による石柱のずれが注目される



願いのゾーン 

平和祈念像 
郷土出身の彫刻家・北村西望氏の作で、昭和30年(1955年)に完成。像の高さ約9.7メートル、重さ約30トンの青銅製



「右手は原爆を示し、左手は平和を、顔は戦争犠牲者の冥福を祈る」と作者の言葉が台座の裏に刻まれている






人生の喜び(チェコスロバキア社会主義共和国寄贈) 
長崎市が計画している「世界平和シンボルゾーン建設」に賛同してチェコスロバキア社会主義共和国から贈られた作品「人生の喜び」



女性が男の子を両手で差し上げ、母親と子供の喜びを表現している



平和(ソビエト社会主義共和国連邦) 
ゾヴィエト社会主義共和国連邦から長崎市が計画している「世界平和シンボルゾーン」建設の主旨に賛同し寄贈された平和の像



母親が子供を抱いた姿で、愛とともに平和を表現している

諸国民友好の像(ドイツ民主共和国寄贈) 
平和と人類の幸せな未来、そして諸国民友好を求める努力を象徴するドイツ民主共和国からの寄贈品



あの夏の日 



世界の核の廃絶と永遠の平和を希求



平和の母子像  
あの閃光の下で、幾万もの男女、無数の母と子が灼かれ、ひき裂かれ息絶えた



平和への切なる願いを次世代へ伝える



平和を祈る子(像) 
原爆犠牲者慰霊、永遠の平和祈念



平和の泉 
水を求めながら亡くなった原爆犠牲者の冥福を祈り、昭和44年(1969年)につくられた 



公園内で地元の人に「美味しいカステラ」の話しを聞いた
100人中70人以上が選んだのは大浦天主堂近くに店を構えているカステラだそうだ


撮影 平成25年1月15日

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