今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

仏頭山 上宮皇院 菩提寺<橘寺>(奈良県高市郡明日香村大字橘)

2021年07月02日 | 神社・仏閣
訪問日 令和3年5月23日

仏頭山 上宮皇院 菩提寺<別称:橘寺>
前年秋、明日香村の古墳と飛鳥時代石造物巡りをした
歩き疲れて目の前に橘寺があるのに入浴施設を選んでしまい悔いていた
無料駐車場のある西門から入る



「手水舎」



「親鸞聖人像」






「東門」
東門が当寺院の正門となる



「鐘楼」



「往生院」
受付で往生院の天井画は撮影できるので是非にと言われた場所



橘寺は2度目の参拝になるが、往生院の記憶がない



明日香人気なのか参拝者が絶えない
院内では皆天井画に見入っている



全国各地から寄せられた260点の献画



豪華絢爛の天井画を見逃すなの案内通りである



柔軟性に欠く老人の首にはかなり負荷がかかる
周囲の目がなければ畳に寝ころんで撮りたかった



院内の様子
(新聞記事によると)左奥の聖徳太子像が里帰りしたようだ



橘の 寺の長屋に 我が率(ゐ)寝(ね)し 童女放髪(うなゐはなり)は 髪上げつらむか<万葉集>
<意味>
橘寺の長屋に連れ込んで寝た、まだ髪を結ってもいなかったあの少女は、もう髪上げをするような娘さんにになったかなぁ



「廻廊跡」



「聖倉殿」



「阿字池」
梵字の「あ」を形取り聖徳太子が作ったと伝えられている



「三光石」



606年に推古天皇の命を受けて勝鬘経の講義をした



その講義のすばらしさに天から美しい花びらが舞い降り、冠が「日・月・星の光」を放ったと伝わっている



「経堂」






賓頭盧尊者



弘法大師像



傳大師像
中国南北朝時代にあたる6世紀の僧で、お経を収める「転輪蔵」の創始者



阿弥陀如来像



「二面石」



右善面、左悪面



高さ約1mほどの飛鳥時代の石造物
左右に善相と悪相が彫られており、人の心の二面性を表現している



善面



悪面



二面石の奥に橋がある



この建物の名称は分からない






本堂の方に移動する



修復作業中の「観音堂」



「護摩堂」



「本堂(太子堂)」
この位置に創建時講堂があった
現本堂は寺伝によると江戸時代末期元治元年(1864年)建てられた



「黒駒像」
聖徳太子の愛馬の像で、黒駒にまたがって各地に説法へ出かけたとされている



本尊:聖徳太子坐像(重文)が安置



聖徳太子はこの辺りで誕生し、幼少期を過ごした



撮影 令和3年5月23日

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