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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・熱塩温泉・示現寺

2008-09-21 17:17:42 | Weblog
蔵の街・喜多方から、本日はお彼岸なので喜多方の名刹の一つ熱塩温泉の示現寺を紹介します。熱塩温泉は市内から北へ10キロほど車で10分チョットでしょうか、温泉旅館が五軒、その先の日中温泉に「ゆもとや」旅館があります。会津の奥座敷と称されるゆけむりの里でもあります。

示現寺・前にも書いてますが、本日は画像挿入します。まずは示現寺の玄関、総門です。安土桃山時代の要素を持つ会津における山門建築の代表作の一つです。建立は江戸中期です。総欅造りです。総門を入り内に鐘楼を兼ねた山門が在ります。示現寺と言えば源翁和尚です。1375年に喜多方市慶徳寺より移住して、元、真言の道場であった慈眼寺を曹洞宗に改め山号を示現寺に改め今日に至ってます。本尊は虚空蔵菩薩です。源翁和尚は那須野の殺生石を錫杖にて打ち砕き人民の苦を救ったことで有名です、石を砕いたことで、ハンマー(げんのー)の語源になってと広辞苑に記載してあります。その時三片に砕けた石の一つが示現寺に飛んで今本堂の直ぐ裏手に在ります。殺生石(座禅石)です。広大な境内は3000坪の広さです、本堂の左手の階段を70段ほど登って開山堂です、その右手に瓜生岩子のお墓があります。会津33観音の5番札所になっている観音堂があり、自由民権運動の碑があり、瓜生岩子の銅像が在りと記念碑が沢山あります。一度はゆっくりと境内を巡って観て下さい。最後に本堂の天井絵をご覧になればいいかとおもいます。

明日は山門の画像を紹介します。