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喜多方発・・・蔵の街の地域情報を主に発信します。観光・歴史・文化・催しその他等。

喜多方発・レンガ蔵群・

2011-09-07 18:05:42 | Weblog
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蔵のまち、喜多方から、

本日も爽やかな秋晴れです。会津盆地の周りの山がきれいに見えました。

稲穂がたわわに実っています。近くの田んぼでは未だ稲刈りははじまっていません。

久しぶりでレンガ蔵をご覧下さい。 喜多方市内には100棟余のレンガ造り蔵が在ります。

明後日、団体のお客様がレンガ蔵群と登り窯をそして、喜多方蔵の里を見学に訪れます。
暫く三津谷へ行っていません、我が家からはすぐそこです。チョット行って来ました。

登り窯もきたかた喜楽里博、(9月17日~11月19日)期間中に二度の火入れが行なわれます。

上の画像は近代化産業遺産に認定されている、若菜家の各レンガ蔵です。三階蔵・座敷蔵・作業蔵・味噌蔵等々ですが、同じ造りの蔵は全くありません。
レンガの積み方も屋根も蛇腹も窓・アーチ其々違います。よく観るとレンガの色も質も違うようです。そこが面白いところだと思います。


外側、道路に面している方には殆んど窓が有りません。屋敷側、母屋側に窓や開口部扉があります。一番下側の孔は通気口です。
角のレンガが柱状になっているのは内側に木造の太い柱が建っているからです。一般的には喜多方式木骨レンガ造りと呼ばれています。木造建築と外壁のレンガが巧くかみ合って出来ています。市内の殆んどのレンガ蔵が3/11の烈震に耐えてご覧の様にひび割れ一つ入っていません。見学に訪れるお客様方が皆さんビックリしています。



レンガ蔵の置屋根(二重屋根)は珍しいのです。そして下の画像の蔵はレンガの積み方が非常に珍しい建物です、殆んどの方が気が付いていないと思いますが窓の下側はイギリス積みですがその上は長手だけの積み方になっています。なぜ? こうなったのでしょうか、画像をよくご覧下さい。
レンガ蔵も、いろいろとあってよく観ると面白いものです。


登り窯にも、きたかた喜楽里博期間中に二度の火入れが行なわれます。詳細は後日紹介します、
蔵のまちのレンガ蔵を見学にお越し下さい、蔵のまちガイドと観光コンシェルジュがご案内いたします。