蔵のまち、喜多方から、
雨が降っています、時々激しく降りますが風は未だ吹いていません。
台風15号は今、関東の真ん中を北上中です。
何度も観てもらっていますが、仏都会津のまほろば街道めぐり、喜多方では新宮熊野神社長床・・上三宮の願成寺、会津大仏・・そしてこの頃お客様が大勢巡るようになった
国重要文化財の勝福寺観音堂があります。 何度か紹介していますが、ご覧下さい。
観音堂の内側に内陣があります、内側の画像を紹介していないので近いうちに紹介します。前もって申し込みいただけば内陣へ入り本尊の脇侍、毘沙門天立像と不動明王立像を拝顔できます。
観音堂はその昔、勝の御前が京から松島への旅の途中病のため、この村で倒れ、これを哀れんだ村人が、松島の景勝を一夜にして築きあげて慰めたところ亡くなり、その冥福を祈り建立したと伝えられています。
観音堂は数度の焼失により再建されてますが、会津地方の三間堂の中でも独特の要素をもち、中世末期の仏堂として優れたものと価値が認められ重要文化財に指定されています。
柱の一番上の雲の形をした、雲肘木が判るでしょうか、内陣の柱の上にも雲肘木がありますが、珍しい貴重な造りなそうです。
現在も仁王門で仁王様が睨みを利かせています。
会津三十三観音六番札所になってます、どうぞ勝福寺観音堂を巡ってみてください。