蔵のまち喜多方から 仏都会津、
地元では、仏教伝来の地は・会津高寺と言われています、(会津坂下町)
欽明天皇元年(540年)中国の梁国の高僧、青岩(一部資料では青厳・せいがん)が
会津に来たりて一寺を開く、高寺の庵を恵隆寺と名付ける、540年に仏教渡来ですと
我が国で最もはやく仏教が伝来した地方の一つに数えられます。
そして宝亀6年(775年)高寺は兵火にかかり、悉く焼き尽くされ一切の証拠を残していません
それを高寺おろしと呼んでいます。後に恵隆寺は現在地に移転し再出発します。
会津三十三観音札所・会津ころり観音のひとつで「立ち木観音」といわれています。
(国重文) 青岩は来日した時に薬草として芍薬を持参したそうですが、根は貴重な漢方薬でした。
会津坂下町・恵隆寺には境内に在る寺の起源についての案内板に高寺の項が記載されています。
暫く訪れていないので恵隆寺の画像が見つかりません。
本日の画像は タイトルとは関係ありませんが、会津地方で国宝を有する寺院です。
一字蓮臺法華経(国宝)会津高田 ・龍興寺。
そして湯川村の勝常寺、国宝の木造薬師如来と両脇侍 平安時代初期の仏像が一寺院に十二躯体も
保存されているのは非常に珍しいそうです、 冬期間は休館です4月の末に開館予定です。
勝常寺は会津中央薬師と呼ばれています。