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蔵のまち、喜多方から、
風が少し吹きましたが曇り空の一日でした、寒さは感じませんでした。
夕方から雨が降り出して強い風が吹いています。
お客様を案内して本日も・・とっておきの蔵めぐり・・です。
本日廻った蔵の一部ですが、
上の段の画像は本日の画像ですが、それ以外は秋からこの冬の雪景色です
現在の喜多方市内にはもちろん残雪もありません。周りの山々も雪が融けてきました。
最初の画像は厠蔵ですが、殿方用の便器・スリッパともに陶器です、
弥右衛門の暖簾が下がっている蔵は座敷蔵です、当家で大切なお客様をもてなす座敷です。
本日は特別に開けていただき案内をしていただきました。
この蔵は、喜多方びとの蔵に寄せる厚い厚い想いが込められている貴重な蔵の一つです。
30年程前に現在は駐車場になっている場所に在った蔵ですが、解体される運命にあったこの蔵を
先代の弥右衛門さんが「待った」をかけます、そして譲り受けてきます、現在の場所まで
100m余りを曳家で移築して立派に復旧しました。二年余の期間と多大な出費を伴いましたが
こうして、この蔵は大和川酒造の大切なお客様をもてなす座敷蔵としてこれからも大切に
守り引き継がれてゆくことでしょう。大和川酒造は創業222年を迎えました。
そして赤いレンガ蔵の在る蔵屋敷へ9棟の多種多様の蔵が並びます。レンガ造りの蔵は明治末ですが、
全部江戸時代末期の建造です、明治13年の街の大火で全ての蔵が焼け残って土蔵造りの耐火性を実証したのが
此処の蔵群です、喜多方の蔵が増えるきっかけの一つがこの耐火性にあります。
街の中にも多種多様な蔵が在ります、国登録有形文化財の蔵、近代化産業遺産の蔵、
一棟で長さが20間の蔵、三十八間の蔵、等々です。
どうぞ皆さん花を観ながら蔵の屋敷や座敷に上がってみてください。
喜多方観光協会へお問い合わせください。℡、0241-24-5200・FAX、0241-24-5284.
本日の喜多方はJR喜多方駅・SLばんえつ物語号・運行開始です。喜多方まちなか循環バス
ぶらりん号も運行開始です。ご利用になって旅をお楽しみ下さい。