日々の思考・・・・デザインの中でのヒューマンスケール。
等身大での心地よさがある空間となるように・・・・・。
僕自身が「良いと感じる建築」のほとんどが
そのスケートとしては住まい手さんの暮らしに対しての
「スケール感」をカタチに落とし込んでいます・・・・・。
それは単なる建築の規模が大きい小さいという意味ではなく、
そこに込められた暮らしの「スケール感」という意味であり、
一般的にはヒューマンスケールという言葉で
語られる事が多いのかもしれません。
そのスケール感が空間の親密さを感じ、
隠れたディテールを感じ、
建築の「住まいに対する世界観」を感じさせるのです。
それは決して目には見えないものだけではないのですが、
実際にその空間に身を置かなければ
感じることが出来ないリアルなものでもあります。
そうやって目に見えない部分も含めての程良さを
感じることが出来る建築というのは、
いつまで経ってもその魅力を
失わないものだと僕は思いますよ。
そこからの「豊かさ」が時間の経過からも生まれるように・・・・・。
そしてその空間でしか味わう事の出来ない「心地よさ」が
生まれるように、
建築家としての「僕自身」の思考も日々・・・・・広く、深く、
落とし込むことが出来るように「磨かなければ」です。
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