日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

異性学その1

2007-06-29 17:49:56 | Weblog
 男は女が分からないと言う。女も男が分からないと言う。その結果、男女間のトラブルで悩んでいる人は多いと思います。男女の違いをいろんな本を参考にして、私なりの経験をも含めて以下に述べて行きたいと思います。(以前述べた内容と重複すること、お許し下さい)

 異性学その1
 一度インプットされてしまうと、人間の頭はなかなか切り替え出来ない。特に恋愛ではそうだ。
 10の内1つしかいいことがなくても、好きになってしまうと、「ほら、私の言う様に、こんなこともあるんだから」と言って周りを説得しようとする。
 逆に、10の内1つしか悪いことがないのに嫌いになると、「ネッ、やっぱりあの人は、あんな人なのよ」となる。
 これって、重症の恋愛病かな?
 ある人が結婚しようとして相談に来た、で、私が、「もっと慎重に考えた方がいいんじゃない、一生のことだし。貴方には、ちゃんとしたナースの免許もあるし、向こうの人は、別れたと言っても子どももいるし、仕事も不安定だし、友達関係もちょっと気になる所があるし、体も病気がちだし、まあ10人の内8~9人が辞めたほうがいいよと言われたら、そちらの方が正しいことが多いよ」とアドバイスした。しかし、彼女は、「私が健康のことは面倒見切れるし、共稼ぎをすればやって行けるし、・・・」と言って、その男性と結婚してしまった。
 結婚してしまうと、こちらももう何も言えずに見守るしかなかった。しかし、結果的には、生まれた子ども達がまだ成人になっていない段階で離婚してしまった。
 結婚して男性を変えようとしても、まず変わりませんネ。結婚する時は両目で見て、結婚したら片目で見なさいとは、昔からの格言です。
 どんな凄い恋愛結婚でも、それを維持するには、その後もお互いの耐えざる努力が必要と思っています。
 彼女、結婚後、(喧嘩するのは仲がいい証拠とは言われるが)喧嘩が絶えなかったみたいです。


 教訓1:周囲の10人の内の8~9人が辞めたほうがいいよと言う場合は、やはり、その人との結婚は、辞めた方がいい場合が多いかな?
教訓1:周囲の10人の内の8~9人が辞めたほうがいいよと言う場合は、やはり、その人との結婚は、辞めた方がいい場合が多いかな?

 あるアドバイス1:相手を真剣に愛していると思っていても、時間と距離を置いて、客観的に自分を見つめてみるゆとりも大切かと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

為になるかも知れない本(その133)

2007-06-29 07:04:30 | Weblog
○昭和52年3月28日(月)曇。
 献血に行った。献血には今月は2回も行っている。帰ってみたら、昨日入院した未熟児が6回も呼吸停止を起こしていた。後遺症が残らなければいいが。初めての子どものせいか、父親は、ピ一ンときてない様だ。○○ベビ一の両親と話した。父親は、こちらに反感を持った感じで、いつも不機嫌な顔をしている。母親は泣いてばかり。奇形児を産んだ瞬間から人生が変わってしまったに違いないが、僕にはどうしても抹殺することは出来ない。
○昭和52年3月29日(火)雨。
 ○○ベビ一のことで頭が痛い。あの子が大きくなった時、僕は生かして良かったと思うだろうか。多分、あの時に亡くなっていたら、こんなに苦労しなくてもすんだのにと思うのではなかろうか。僕自身、この様な問題を持った場合の対処の仕方をちゃんと考えていなくて、こんな患者さんを持ってしまったのだ。だから、親に対する説得力が欠けているのだ。この問題は僕には解けない。つまり正解がないのだ。どこまで行っても、誰もが納得出来る正解はないと思う。人間は、社会性のある高等な生き物だから、どうしても周りを気にせずには生きられない。だからこそ、この問題が非常に難しくなるのだ。
○昭和52年3月30日(水)曇。
 奇形の子が元気にしている。この子どものせいで、僕はかなり神経を消耗してしまった。勉強も、手に付かずにノイロ一ゼ気味だ。僕はいいことをしているのか悪いことをしているのか全くわからない。ただ、はっきりしていることは、この子が生きても死んでも、僕は感謝されないだろうということだ。

 Drotarは、先天奇形を持つ子どもの誕生に対する両親の複雑な情緒反応を一般化して仮説的な図にあらわした。これによれば、まずショックを受けた両親は、次には外表奇形の事実を認めることを拒否し、「そんなはずはない」「信じられない」と言って、奇形であることに拒絶反応を示すといわれる。その後には、悲しみと怒りが続き、特に母親は泣いても泣いてもまだ足りない思いをし、又、「どうして自分の子だけが」というやり場のない怒りをおぼえるといわれる。この様な過程を経て、ようやく再起し、子どもを受け入れるに至る訳である。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする