日本の心・さいき

日本の文化を通じて、世界平和を実現させましょう。

日本文化の衰退?!

2007-08-15 12:00:13 | Weblog
 昨日、いつも行く箇所(女島めじま)の盆踊りに行って、太鼓を打った。打つメンバ一は昨年と同じ。顔なじみで、「元気にしとったか?」「まだ、生きちょる」などと、いつもの会話で、話が弾む。
 地踊りで口説(くど)くをする人(74歳)が、「昔は、7人いて、盆踊りの時は誰がするかで競争していた。今は、誰もしようとしない。一人でしていた時は大変で、今は他の地区から来てもらって助かっている。自分は、小学校1年の時から父に付いて覚えていった。毎年、欠かすことなくずっとしている。兎に角、一番の問題は、後継者がいないこと。子ども達にさせても続かない。(地踊りの)太鼓の打ち手も、したがる子が全くいない。」と深刻そうに言われる。
 (私の知る限りでは)今年が人の集まりが一番少なかった。前は、輪が3つ出来、19時前から既に沢山の人が踊っていた。今は19時半過ぎてもまばらで、輪もちゃんと1つが出来ていない感じ。盆踊りの真ん中の時間帯にお菓子作戦を取っているが、その前後には少し多くなるが、それをもらってしまうと帰ってしまう子ども連れの人達も多い。
 郡部では、盆踊りを取り止めた所も出てきている。人が集まらない、お金がない、したがらないと言うのが理由らしい。
 このままで行くと、年金や人口だけでなく、日本文化も先細りって感じだなあ。
 美しい日本の将来は、どうなるのかなあ?!

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為になるかも知れない本(その179)

2007-08-15 07:05:51 | Weblog
○昭和54年1月1日(月)晴。
 ○本ベビ一で朝3時まで眠れなかった。しかし、朝の8時には、もう起きていた。点滴の量が確かに多かった。いつも診ている医師が一番強いなあ。その為の主治医だ。この子に関しては、外科の先生ではなく自分が一番の主治医だし、周りもそう見ている。手術した古賀先生(当時、助教授、その後、教授、病院長となり、学長とまで期待されていたが、故人となられてしまった)も見に来てくれて、「田原先生、ごくろうさん」と言ってもらえた。先生は、かって私に、小さい子どもが相手だと、外科の看護婦さん達も元気になるんですヨ」と言われたことがあった。

○昭和54年1月2日(火)晴。
 ○ベビ一と同じ集中管理室に、癌のおばあちゃんがいる。癌のおばあちゃんは、かなり歳なので、助かっても余命幾ばくもない。しかし、ベビ一は、ずっと生きることになる。
○昭和54年1月3日(水)晴。
 ○本ベビ一が心配で、しばしば診察している。左の呼吸音はいいのだが、右の呼吸音よくない。今の治療で本当にいいのかなあ。一体いつになったら落ち着くのかなあ。
○昭和54年1月8日(月)晴。
 土曜まで、○○町立病院。○本ベビ一、悪いながらも落ち着いている。
○昭和54年1月13日(土)晴。
 15万バッチリもらって帰った。この週に3人入院して、7人になった。アッペもちょうど切り頃のを見つけたし(外科のナ一スから、ちょうど切り頃でしたと言われた)、純粋小発作もあったりして、結構面白かった。
○昭和54年1月14日(日)晴。
 共通一次試験があって、試験監督になっていたが、補助要員になっていて、控えで座っているだけであった。生化学の教授もいて、「近頃の学生は勉強しない」と言っていた(この先生、初めの試験でたった1人しか合格者を出さず、校内でもいろいろ噂が立っていたが)。
○昭和54年1月18日(木)曇。
 ○○先生は、○本ベビ一は、後2~3日だと言う。急に悪くなった感じがしないでもない。僕もこの子のことで疲れている。こんなに1人の患者さんで苦労したことなかったなあ。不規則な生活が続いている。夜は22時に寝て、朝5時に起きて勉強しようと思う。恵ちゃん、朝、7:30に食事作ってくれるかなあ。
○昭和54年1月19日(金)晴。
 明日、「心臓のしおり」を書き上げて、あさって抄読会の準備をして、「学童健診」を今月中に書き上げないといけない。○本ベビ一の呼吸状態がよくなので、挿管をした。

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女三四郎

2007-08-15 00:00:13 | Weblog
 茶道の師匠(裏千家名誉師範、86歳)の所に行って話を伺ってきた。面白かった。昭和28年、弘道館初段を大分県で初めて取り、大分合同新聞の第一面を女三四郎として大きく飾ったとのこと。その後、東京の弘道館に行って、2段も取っている。アチコチ外国に行っていて、75歳の時にスイスのモンブランの山頂まで登っている(一緒にその時登った人達の多くが、フ一フ一言っていたらしいが)。
 師匠の家に行った時、ピアノの練習をしていた。ちょっと前に、子ども達のピアノの発表会があって、それに加わって師匠も演奏していて、その写真を見せてくれた。師匠の行動に刺激されたのか、発表した子ども達の母親達も、ピアノの練習を始めたとのこと。
 今の時代を嘆く。感謝の念がない、師を敬う精神がない、心が伴っていない、自己中心的、礼儀作法がなっていないなどと。
 師匠が凄いのは、多くのことに対して好奇心が強く、(中国に4年間いたこともあったりして)日本の姿を外国と照らし合わせて、常に大きな視野に立って見れること。
 行くと師匠から、体を壊さない様に、セ一ブして働きなさいといつも言ってもらえる。

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