小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

それは先生が悪い

2011-07-05 21:16:03 | 学級生活の攻略法

先生と子どもとは言え、人と人との付き合いです。

常に先生が正しくて、先生が子どもを正してばかりとは限りません。

明らかに先生が悪いときもあります。

「悪い」というか、ミスをしたり、間違ってしまったり、ということです。

私も経験があります。

例えば

・時間割の準備を伝えそびれた

・会議が長引き、先生が授業開始に遅れてしまった

・間違った漢字を黒板で使っていた

・どうしても時間がなく、宿題のチェックがおろそかになった

・専科の先生との打ち合わせが不十分で、時間割が間違っていた

・ふとした瞬間に、子どもを傷つける発言をしてしまった

これらは、明らかに先生に反省すべき点があります。

しかも、よく、と言えるかは分かりませんが、先生にはありがちなことです。

だから、肝心なのはそのあとに先生がどんなふうに出るかでしょう。

まずは、

先生も、子どもにしっかりと謝る!

これができる先生と、できない先生といるんじゃないかと思います。

「先生が悪かったです。みなさん、ごめんなさい。」

はっきりと、こんなストレートな謝罪を子どもにできるか。

高慢な先生には口にできない言葉でしょう。

ごまかそうとする先生は言葉を濁すでしょう。

私も以前は、子どもに謝ることが自分の傷口を開いてみせるような感じがして、率直にできなかったように思います。

未熟なだけに、その未熟さを隠そうとしていたんだと思います。

自分のミスも、なんだかんだ言い訳をしたりして。

でもこれはそういうことじゃなくて、やっぱり人柄なんですね。

先生が、子どもに頭を下げる。

それをなんの躊躇もなく、心からできる先生って、やっぱり立派な人です。

そういうことって、純粋な子どもたちにはまっすぐに伝わります。

誤ったときに、子どもたちはすぐに

「先生いいよ!」

って言ってくれるものです。