夏休みまであと少し。
1学期のゴールが見えてきました。
私は,3学期でもないのに黒板に「あと○日」の日めくりカレンダーを書いてしまっています。(笑)
子どもたちと自分を励ますために。
さあ,暑さも本格的になってきて,教室の中もムンムンします。
私は五年生担任。
人数も30人超。
教室中が熱気に包まれている気がしますね。
こんな中で,もちろん授業もいつも通り進めなくてはいけません。
いつも通り,という以上に,学期末のこの時期高学年はやることがいっぱいです。
授業も確実に最期まで終わることができるように,結構なペースで進めなければいけません。
が,やはり暑い!
授業をする,子どもたちが学ぶ環境としてはどうしても適さないと言わざるを得ません。
暑さでだれている子たちに
「こらっ!シャキッとしなさい!暑いのはみんな一緒!」
なんて喝も入れたくなりますが,どれほど効き目があるのやら。
ここは,先生の精一杯の言葉よりも,やっぱり授業の形で工夫をするべきです。
思うに,
暑い時こそ,作業量を増やす!
ことが大事かと。
暑くて学習に集中できない雰囲気が教室にできてくると,普通は作業量を少なくして,負担の少ない授業をしてあげようとしがちです。
ですが,こうすると余計ダラダラとなります。
薄っぺらい授業の中で,子どもたちも集中力が落ちます。
ここは逆に,先生がしゃべる時間を減らして,作業量は増やすようにしてみます。
ここでいう作業量とは,主に「書く活動」「つくる活動」です。
考える,話し合う,見る,聴く などの活動ももちろん授業中にはあるのですが,そういったものは暑さの中でどうしても質が落ちてしまいます。
ここでは手作業で進める「書く」「つくる」ことを増やしましょう。
やらなければいけない量,やらなければいけない時間,やり方,そういったことを分かりやすく示したうえで,
「はい,スタート」
と,一気にやらせます。
暑くても,手は動きます。
また,「考える」「話し合う」などと違い,できているかできていないかが明確になる活動なので,子どもたちはやらざるを得ません。
暑いを理由にさぼれません。
結果,こういった作業は,暑い中でも一端火がつくと子どもたちは集中します。
夏の暑い教室で行う授業は,できるだけ教室が「シーン」となって,全員が集中して自分の作業に取り組む時間が多い授業をするべきですね。
加えて,
集中してたくさんの作業ができたならば,早めに授業を終わるようにもしています。
そして少し多めの休み時間の中でリラックスさせて,また密度の濃い短時間集中型の授業に備えさせます。
メリハリをつける感じですね。
ちなみに,授業をする先生にとっても,そんな授業の方がありがたいです!
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