どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

桃夭(とうよう)~詩経

2016年02月20日 | Weblog
銀座おとな論語塾~
冒頭、安岡先生は桃夭についてお話しされた。

桃夭(とうよう)とは、中国最古の詩集「詩経」の一節で
結婚を祝う詩だ。
娘が嫁ぐ情景を、桃のみずみずしさと重ね表現している。

先生が読み上げる詩を聞いていると、
細かい意味はわからないが、娘を他家に嫁がせる親の心情が伝わってきた。
私も娘をもつ親として、心に響いた。

孔子は、詩に云(い)う・・と詩経の一節を例に出すことが多いようだ。

詩を学び、理解することで
人間的な豊かさを身につけなければならない。

知識は大事だが、リーダーとしてはそれだけではダメで、
人間的な豊かさが必要だ!

人間的な豊かさとは何か・・・
一言では表せないが、
少なくとも仁をもった人のことをいうのだろう・・・
仁とは何か・・・思考の世界が広がる。

安岡先生は論語に入る前、
毎回、季節・時節にちなんだお話しをされるが
これがまた良く、いつも話に引き込まれていく。


知者は惑わず

仁者は憂えず

勇者は懼(おそ)れず


知者とは、単なる知識だけでなく、
人間は皆違っているということを知っている人。
つまり自分以外の、いろんな人のことを理解することができる人のことをいう。

仁者とは誠実な人のことだが、
自分がどんな状況にあっても誠実でいられる人。

勇者とは正しいと思ったことを
決断し実行することができる人。

義を見て為さざるは勇無きなり・・・の、勇だ。
つまり、、長いものに巻かれない、軸のある人間のことだ。

今日もあっという間の50分だった。

論語塾は私の心の重要な栄養源だ。
体に栄養がないと生きていけないように、
心にも栄養が必要だ。

帰り際、安岡先生に
「これでまた一ヶ月生きていけます!」
と、唐突な挨拶をしてしまったが、
それはこの論語塾によって、
心の糧を得たことに対する感謝の気持ちである。


知者・仁者・勇者に関してNHKラジオ深夜便で
安岡先生がお話しされています。
↓ぜひお聞きください(12分)。

<NHKラジオ深夜便~オトナの教養講座~安岡定子氏>


<銀座・おとな論語塾~official site>





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