どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

学思行相まって良となす

2019年01月13日 | 読書・歴史

東海市にある平洲記念館へ行った。

細川平洲(1728-1801)は愛知県東海市出身、
江戸時代中期の儒学者だ。

司馬遼太郎の年表では、「菜の花の沖」の時代だ。

平洲は京都、長崎、江戸など全国で学んだ後、
江戸で私塾を開き、武士だけでなく町民や農民にも学問を広げた。

その評判が広がり、米沢藩など多くの藩に招かれ、講義を行った。

上杉鷹山が平洲を師と仰ぎ重用していたことは有名だ。

鷹山が藩主に就任するとき(19歳)平洲が贈った言葉。

勇なるかな 勇なるかな 

勇にあらずして

何をもって行わんや


大事だと思われることはすべて教えました。
藩の人々の暮らしを豊かにしていくためには、
まずみずからが身を正しく修めて、絶えず努力し
自分の信じるところをつらぬいていかなければなりません。

それには勇気です。勇気があなたの人生を導き
勇気をもったものこそが正しい政治を行うことができるのです!

当然、不安もあるだろう。
19歳の若者に平洲が贈ったシンプルかつ渾身のメッセージだ。

折しも新春、成人式の季節。

今の時代の若者にもぜひ伝えたいメッセージだ。

そして、私たちは、平洲のように若者にエールを贈り続ける存在でありたい。

学思行相まって良となす
がくしこう あいまってりょうとなす

学んだことを、よく考え、そして実行して、
はじめて学んだという。

学問をするということは、知識を得るだけではなく、
学んだことを生活に生かして、社会をよりよくしていくということだ。

今年も大いに学び、少しずつでも社会を明るくする行動を心掛けたい。

一燈照隅!

<平洲記念館 東海市official site>














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