どうしてこんなに楽しいんだろう!

新しいことをはじめるって楽しいですね!美味しいお酒を飲んで、好きな音楽を聴いて、ヨカバンジャー!!

ヘレン・ケラーの愛した日本

2019年01月19日 | TV・映画
ヘレン・ケラー(1880-1968)アメリカ生まれ
・・幼いころ伝記を読んだ記憶がある。

目が見えず、耳が聞こえず、しゃべれない・・
三重苦を克服し人々に希望を与えた人。

それ以上の詳しい事は記憶になかった。


先日、彼女の没後50年特番を見た。

日本とも、とても深い交流があったことを初めて知った。
番組ではその足跡をたどる。

時代は第二次大戦前後。

障害がなくとも、飢えや貧しさによる心の闇を多くの日本人が抱えていた。
そんな国民にヘレンは温かい一寸の光を灯した。

番組後半、「目の見える三日間」というヘレンのメッセージが朗読された。

もし、神様が私に、三日間だけ目が見えるようにしてくれたなら
何を見よう!・・というものだ。

その内容は、あまりにもみずみずしく、私たちの心に映像として伝わった。

一歳で視力・聴力を失った彼女の心の目が映し出しているのだ。

明らかに健常者以上に世界を観ている。


さらに、私たちに問いかける。

今日を最後に、
目が見えなくなるとしたら・・何を観たいですか?!
聞こえなくなるとしたら・・何を聴きたいですか?!

今まで考えたこともなかったこの質問に、一瞬、戸惑った。

そして次の瞬間、今見えている世界や音、においや味覚、肌触り・・
すべての感覚が愛おしく思えてきた。

大切なのは感じる心。

そして感謝の気持ち。

心を照らす、すばらしい番組だった。


<ヘレンケラーの愛した日本 BS11 official site>

<目の見える三日間 ヘレンのメッセージ>




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする