今朝は、やけに花粉がこたえた。
はなをむずむずさせながら見たTVニュースで訃報が流れた。
萩原健一さん死去 68歳
びっくりした。
そういえば、最近TVでも見かけなくなったと思ったが、
まだ死ぬような年齢でもない。
ショーケンは、私にとっても、インパクトのある
俳優、歌手、芸能人だった。
1970年代、インターネットもビデオ録画もない、
家族でチャンネル争いをしながら、
リアルでテレビ番組を楽しむ時代。
太陽にほえろ:1972年
傷だらけの天使:1974年
前略おふくろ様:1975年
吸い込まれるように、夢中になって観ていた。
ソロ歌手としても
「大阪で生まれた女」1979年「愚か者よ」1987年「ぐでんぐでん」1988年
は印象に残っている。
ショーケンが歌うと、歌が単なる歌でなくなる。
人生の哀愁や物語が、映像として心の中に広がる。
特に昭和の末期、
「愚か者よ」と「ぐでんぐでん」は、
酔っ払ってカラオケでよく歌った思い出の歌だ。
平成のラスト、時代の変わり目に、静かに去り行く。
壮大な人生のドラマを見ているようで、
語弊があるかもしれないが、どこまでもカッコよすぎる。
心よりご冥福をお祈りしたい。
合掌
今日の一曲「ぐでんぐでん」1988年~萩原健一
詞:康珍化(かんちんふぁ)曲:鈴木キサブロー