中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 681 故郷からの春便り!

2016年04月29日 20時46分14秒 | 日記
   
   瓶にさす藤の花ぶさみじかければたたみの上にとどかざりけり・・・正岡子規のこんな歌を思い出す卯月の末。
   故郷の幼なじみのとっちゃん家の「藤の花」も、きっと甘い香りを漂わせているんだろうなあ!

   その、とっちゃんから「春の味覚が」届きました。
      

   美味しそうなワラビ(しかも大量)と、かわいい土筆のピールです
   ワラビはあく抜きして、お醤油・みりん・おこぶ・かつお・にんじんの千切り・・・と一緒につけ込む。
   時間も、手間もかかる一品。味がしみこむまでには1日~2日かかるんだよね。

   
   ありがとう。心がなければできない「手仕事」
        どんなにかお手間だったことでしょう。

   のどかな空の元で土筆つみをした子供の頃。袴を「しょうやく」することも楽しみの一つでした。
   母の手伝いをしている・・・それも喜びの一つだったのかもしれません。
   料理上手の母が作ってくれた「土筆の卵とじ」思い出されます。
   
   二度と、取り戻すことのできない遠い日の温かい思い出に、一時浸ることができました。

   とっちゃん、ありがとうね。とってもおいしかったよ。ぱくぱく遠慮なく頂きました。
   今日はとっちゃんへのお礼のブログです。


   
   西穂高の日の出だよ
コメント (2)
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