中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 852 素晴らしい日本建築「築地本願寺」探訪記!

2017年08月07日 15時14分35秒 | 旅行
   今。移転問題で揺れている築地にいってまいりました。築地市場についてのその前に「築地本願寺」のお話しを。
   
   写真はお借りしました。正門が工事中で正面からの写真が撮れませんでした。  

   
   お寺の全体は見るからに「異国風」ですが。こちらには「親鸞」の石像!
   不思議です・・・浄土真宗・・・中井家の宗派もおなじです。
   不思議です?お寺の来歴の大半は「ボランティア」の門徒さんに教えて頂いたのですが。
   帰阪後、調べてみました。

    東京都中央区築地三丁目15番1号
    宗派 浄土真宗本願寺派
    本尊 阿弥陀如来
    創建年 元和3年(1617年)
    開基 准如
    正式名 浄土真宗本願寺派 築地本願寺
    文化財 本堂(重要文化財)

   ●築地本願寺は江戸時代の1617年に、西本願寺の別院として
    浅草御門南の横山町(現在の日本橋横山町、東日本橋)に建立。

   ●しかし明暦の大火(振袖火事)により本堂を焼失。
    その後、江戸幕府による区画整理のため旧地への再建が許されず、
    その代替地として八丁堀沖の海上が下付された。そこで佃島(現中央区佃)の門徒が中心となり、
    本堂再建のために海を埋め立てて土地を築き(この埋め立て工事が地名築地の由来) 
    1679年に再建。「築地御坊」と呼ばれるようになった。

   ●1923年9月1日の関東大震災では、倒壊は免れたものの、すぐ後に起こった火災により再び伽藍を焼失。
    現在の本堂は1934年の竣工・・・ほぼ80年を経ていることに
    古代インド様式をモチーフとしたこの建物は、東京帝国大学工学部名誉教授・伊東忠太による設計。
    内部には大理石彫刻がふんだんに用いられ、本堂の門を守っているのは「羽根の生えた獅子」
    

    
    このスタイル、現代においても斬新かつ荘厳さを感じさせてくれます。
    
 
   本尊は聖徳太子手彫と伝承される阿弥陀如来立像。おどろきですね

    http://tsukijihongwanji.jp/access・・・詳しくはこちらへ

   ボランティアの方に教えて頂かなければ「暑さしのぎの」休憩で終わっていたかもしれません。
   
   重要文化財に指定されている素晴らしい本堂内部・・・写真はお借りしました
  
   立派なパイプオルガンも供えられていて、
   
   
   
   毎月最終「金曜日」にはランチタイム・コンサートも開かれ
   本堂でのライブでは「満席」になるほどであるとか~。

   
   本堂への入り口には「ステンドグラス」も施されています。
   教会のようでもある・・・外見と同じく内部にも「異国」があふれていて
   不思議な感慨に浸ることが出来ました。

   体温以上の気温であった6日。
   思いがけず
   お寺の歴史に触れ、築地の名の由来にもたどり着くことができました。
   暑かったけれど、出かけていけば「何かを得ることが出来る」
   家の中のソファに座って過ごす一日も好きなんですけどね。
   24時間の使い方・・・って様々ですね。
   この日は一万歩近くを歩きました・・・

   ご案内頂いたのは、いつもの旅友「R」ちゃんでした・・・THANK YOU 

   本日ご訪問くださいました皆様・・・ありがとうございました

   
   


   
コメント
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