松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近日本鉄道株式会社からの
基金出捐により1994年3月に開館。上村松園・松篁・敦士三代にわたる作品、草稿、写生等、
美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としている。
●広く日本画の普及、作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催している。
「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である
故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に+
「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、
「伯泉亭」に由来する。
また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの
意味が込められてる。
と、解説がながくなりましたが。
今、一番行ってみたいと思っている美術館です。
こらは、上村松園さんのお孫さんの「敦之」氏
現在88歳
本日関西テレビの朝の人気番組「よーいどん」で紹介された
松園さんのお孫さんの「敦之」さんのお話し。
敦之氏は花鳥画を得意とされています。
そのため自宅の敷地内に「丹頂」など1000羽近くを飼育なさっているとか。
敦之氏の描き方に感銘を受けました。
描く対象のスケッチをすることは大切ですが、
そのままを描くことはしない・・・頭の中にその残像を思い浮かべて
何度も練って「具現化」していく・・・
具現化とは
思っていたものや考えていたものを、実際のものとすること・・・・
そうだわ・・・これだわ!
私は「心象風景」と、自分流を表現しています・・・
おこがましいけれど・・・具現化だよ~~~~!
88歳・・・そこまで生きれば「言葉に」重みもつくかしら・・・・笑
大家にはなれないと思うけれど、そして一代限りの「四季の絵文」なのですが
目の前にある道・・・しっかりと歩むためには、道標をたててみなければ・・・
と、深く反省致しました・・・
本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・
実はパソコンの調子が悪く、しばらく使うと
勝手にバシャと電源が落ちてしまいます。
度々なので、どうしたものかと、
そのようなわけで、このコメントは携帯から入れています。
おちつきましたら、ブログも拝見させていただきます。
今しばらく、ご猶予を🙏
何時もお気にかけて頂きありがとうございます。
今年の春 NHK「ザ・ヒューマン」で
祇園祭の鉾に飾る20枚の絵を制作するまでの二年間が描かれました。
更に十年余前には やはりNHKでしたが
上村淳之さんが フィレンツェに滞在、サンマルコ美術館に通われ
F.アンジェリコ「受胎告知」を模写される姿が描かれました。
私も この「受胎告知」には一瞬!フリーズし、
妻は はらはらと涙をこぼしましたから 番組も印象深く視ました。
その最後に 公園で若い女性をスケッチされ
「理想の女性を描きたい!その過程」と仰ったのは意外でした(笑)
前記 「ザ・ヒューマン」では
『夢が見たいから絵 描いてんねん』『愉しいから絵 描きますんやろ』と。
偉大すぎる初代、二代目とはまた異なる…
上村家三代目の或る種の意地を垣間見ました。
なお 7年前の拙ブログの「吾輩も猫である63」(2014.7.4)に
京都で開かれた「上村松篁展」について少しだけ記しています。
ご覧いただければ嬉しく存じます・