会って参りました。円山公園の枝垂れ桜に!
仕事の関係で長い間「桜」を愛でる機会に恵まれませんでした。
まして「夜桜」見物など思いもよらず。
それが今年は念願が叶いました。
神々しいまでの立ち姿。
夜目にも艶やかに、息を呑む美しさでした。
こちらは先日放映された「枝垂れ桜」の写真。
この桜ににまつわるお話し興味深く観ました。
この桜は現在二代目で、初代は昭和22年に樹齢220年で枯死したんだそうです。
その初代の種子から大事に育てられた桜が、樹齢約80年を数える大木に成長しています。
現在守っているのは、庭師の佐野藤右衛門さん。
藤右衛門は、天保3年(1832年)より代々、仁和寺御室御所の造園を担ってきた。
当代の第16代 佐野藤右衛門(1928年(昭和3年) - )は、日本の造園家、作庭家。
祖父である第14代藤右衛門が始めた日本全国のサクラの保存活動を継承し、「桜守」としても知られる。
1999年(平成11年)には、勲五等双光旭日章を受章。
2005年(平成17年)には、京都迎賓館の庭園を棟梁として造成。
庭師!
憧れの職業です。生まれ変わったら、庭師になりたいと思っています。
こちらは15代さんかな?それとも16代さんのお若い時?
こちらは間違いなく16代・・・つまり当代さん。
88歳でしょうか。
この仕事を引き継ぐ方はきっと育っているんでしょうね。
春。日本を埋め尽くしているソメイヨシノは、作られた品種。
その全てはクローン・・・よって種子は出来ません。
根っこも弱く、寿命も短いと聞いています。
現在ある樹の多くがやがて樹命をむかえるとのこと。
美しい桜を守り未来へ繋いでいくことは「人の手」にゆだねられているのですね。
感慨深く・・・・
さて、今回の旅も何時もの「旅友」Rちゃんとご一緒しました。
桜の旅は感嘆の華やかさ・・・また一つ思い出作りが出来ました。
さて、本日ご訪問くださいました皆様ありがとうございました・・・・・・