Lullabies In Rhythm/Barbara Carroll
(RCA LJM1023)
(RCA LJM1023)
50年代-60年代には秋吉敏子をはじめ多くの女流ピアニストが現れました。バーバラ・キャロルもその一人です。年代的には敏子より少し前になるかもし れません。女流ピアニストはいずれも寡作でどれもがコレクターズアイテムになりやすいのですが、バーバラはRCAを中心に比較的作品が多く、彼女が50年 代を代表する女流ピアニストであったことを伺わせます。RCAの代表作と言ったら、やっぱりこれでしょう。このOppenheimのイラストのジャケット は一回見たら忘れない強いインパクトのあるアルバムです。スタンダード中心で、"I Love A Piano"と"By Myself"では弾き語りでボーカルも聴かせてくれます。CDでも出ていると思いますが、やはり大きいLPカバーでジャケを楽しみたいですね。