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67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

ブラジル初の本格派ボサノバピアノトリオ

2009-01-27 01:29:50 | jazz & vocal
Tamba Trio/Tamba Trio
(Philips P 632.129 L)


 ボッサのトリオと言うと、ジャズのピアノトリオとは少し違ってベースやドラムスにソロスペースが与えられる事はほとんどありませんよね。こういったボッサトリオの元になったのが本日アップのTamba Trioかもしれませんね。ルイス・エサ(p)が引っ張るトリオなのですが、あとの2人はベベート(b, fl)とエルシオ・ミリート(ds)です。スピード感溢れる軽いタッチのエサのピアノ、べべートのソフトながら海の上を吹き抜ける風のようなフルートそしてベベートを中心としてモダンで器楽的コーラス、スイング感あふれるミリートのリズムも申し分ない。客演したドゥルヴァル・フェレイラのギターも見事です。彼らのデビュー盤であり、当時のボッサノバの環境からいうとかなり、前衛的だった事でしょう。

 どこかのサイトで読んだ記憶がありますがA-1"Tamba"は「ジェット機に乗っている感じ」と比喩されていたのを思いだします。彼らのスピード感触れる演奏をあらわしたものに他なりません。ボサノバの美しいアレンジもさることながら、聴いててスリリングで疲れない、そんなアルバムですね。ジャズファンも充分に楽しめると思いますよ。A-4の"Samba de Uma Nota"はジョビンの曲で英語では"One Note Samba"です。このヴァージョンも颯爽としていて好きですね。

 所有盤は、ブラジル・フィリップスのモノラルオリジナルです。モノクロカバーに赤字でtamba trioと書かれたカバーもカッコいい!!


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2 コメント

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Tamba Trioですか! (denpou3133)
2009-01-27 18:23:35
67camrar'sさん 最近急にたびたびブログにコメントして申し訳ありおません!OPの返信コメントでの昔のブログ見てくださいといわれて見せてもらっつてますが、とても楽しくはまりそうです!!本題ですが、これ私も大好きでコメントをせざるをえませんでした。ブラックタンバ、ブルータンバ、他のフィリップス,CTI,Elenco(日本盤ですが)RCA,色々いいのがありますね。RCAのDC-10のジャケットのアルバムもジャケット欲しさでてにいれましたよ、あとBossa Tres ,Manfredo Fest,Sambalanco Trio,Jongo Trio,Manfredo Fest Trio,Primo Trio,(まだまだありますがCDです!)レコードはちょっと手に入らないのでこれでがまんしてます。手に入ればいいのですが、とても高くて手が出ません、それから 次のブログに何が記載されるか とても楽しみにしています宜しくお願いいたします。
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ブラジル盤 (67camper)
2009-01-27 20:29:40
denpou3133さん、コメントありがとうございます。自分もブラジル盤は、最初はジャケットがもろいので少し毛嫌いしていたのですが、jobim, Joaoと嵌って行くうちにやはりどうせ入手するならという格好で、オリジナルを探すようになりました。当然、denpou3133さんのように枚数は多くなく、ピンボケの内容が多いかもしれません。おかしい所はどんどんご指摘いただければありがたいです。

昔のログについては、そのときの思いつきで書いてる部分も多く、今となっては印象が変わって感じるようになることも有り全く正反対の矛盾した事を書いてるかも知れません。そのあたりはご容赦くださいね。オリジナル重視という事であえて書き換えてませんので・・・。今後とも宜しくお願いいたします。
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