DATE WITH THE KING/BENNY GOODMAN and ROSEMARY CLOONEY
(Columbia CL2572)
(Columbia CL2572)
ベニー・グッドマンについてはもう何も言う事がありません。スイング時代を代表するクラリネット奏者でバンドリーダーであります。 このアルバムは晩年コンコルドレーベルからすばらしいカムバックを遂げた”ロージー”ことローズマリー・クルーニーとの共演をおさめたコロンビア10イン チ盤です。バック・クレイトンとアービー・グリ-ンをフロントに入れたベニー・グッドマンセクステットの演奏が3曲、グッドマンとロージーのヴォーカルデュオが聴かれる "It's Bad For Me"(Bennyの声が結構渋い)、ロージーのハスキーなボーカルをフィーチャーした"Memories of You"と"Goodbye"の計6曲が収録されています。この時代のロージーの10インチ盤はどれもすばらしいですが、グッドマンといえばやはり "Memories of You"と"Goodbye"の2曲!ここでのロージーのややザラッとした声での歌唱は他のオケバックのアルバムにくらべ、よりジャジーな感じがします。 "Memories of You"がA面1曲目で、この冒頭のクラリネットの音を聞くだけでゾクッとしますね。もちろん最後が"Goodbye"です。
この時代の、ロージーの10インチのカバーはどれも秀逸ですがクリスマスアルバムとならんで自分が特に好きなジャケットですね。
モダン系では何といってもブラウニーのストリングス盤が最高でしょうか。モンクもソロで演ってました。R・カークとJ・バイヤードのduoとか確かS・クリスも。
この曲のヴォーカルもぜひ聴いてみたいです。
ローズマリークルーニー~1枚きり持ってます。それがconcord盤です。たまたま中古で入手したんですが、ゆったりしたいい味わいの盤でした。concord盤って、内袋が何か模様ついててきれいですよね(笑)
そうですねさすがに新しいレーベルでinnerが樹脂製で、これに例の会社のマークが無数にちりばめられたやつですよね?!!!
たしかにコンコードならではですね。
一番ターンテーブルに乗る機会が多いのが、ロージーの諸作とジョー・パス&ハーブ・エリスのセヴン・カム・イレヴンですかねぇ。