Bottoms Up/The Three Sounds
(Blue Note BST4014)
(Blue Note BST4014)
BNの諸作の中でも軽視されているのがGene Harris率いるピアノトリオ、スリーサウンズとオルガンの雄ジミースミスの盤でありましょう。オリジナルアルバムでも比較的REASONABLEなプライスが付けられ、まだ購買意欲も起きようと言うものですが、他の有名盤となると宝石ばりの値段がついているのには全く閉口してしまいます。1500番の後半から4000番台の中には、モノラルジャケットに「STEREO」と輝かしいデカールを冠したステレオ盤が何枚かあります。自分の手持ちの中でも2-3枚しかないのですが、この金ラベルを冠したスリーサウンズ盤が本日のアップです。
タイトルはズバリ、「乾杯」です。日本では長渕の兄さんですが、到底これには及びませんがジャズでは、いやまだ有名じゃなくって、ブルーノートで乾杯ならこの"Bottoms Up”でしょう。乾杯の意では、"Cheers", "Toast"等が有名ですがこれもその意味ですよねぇ。前置きが長くなりましたが、メンバーはいつもの通りでGene Harris(p), Andrew Simpkins(b), Bill Dowdy(ds)のトリオです。いつものリラックスしたピアノはピーターソン、ガーランド、レイ・ブライアントをたして3で割ったようなスタイルです。"Besame Mucho", "Angel Eyes","Time After Time", "Love Walked In"と流れて行くA面もさることながら、思わせぶりなシンプキンスのベースがイントロに導かれてハリスン快活なピアノが聴ける”I Could Write Book"がお気に入りです。 有名曲が多く、聴きやすさは彼らならではです。日曜午後のリラックスタイムには丁度の一枚ですね。
所有アルバムはアドレスが”47 WEST 63rd NYC”のステレオ盤です。前述の金ラベルが燦然と輝く一枚です。BSTのくせに4014と8がないんですね。全部層かなぁ・・・?
おっしゃるように、確かにスリーサウンズは軽視されているような・・・
スミスのオルガンは、オルガンジャズがあまり認められていないような雰囲気ですが、スリーサウンズはピアノですものね(~_~)
何故なんでしょうね?ラムゼイルイスなんかもその仲間でしょうか?
そういう私も2~3枚持っているだけです。今度まとめて何枚か買いましょう(^^♪
自分はスミスもスリーサウンズも結構好きで、新主流派の難しい演奏よりはよっぽど楽しめます。何と言っても枚数から行くとBNのトップスターですから・・・。ラムゼイ・ルイスも本国では人気がありますが、我が国ではいま一つ弟すよね。スミスをはじめとするオルガンジャズも結構好きでたくさんアップしていると思います。まあアップしても皆さんはあまり興味がないのか、盛り上がりませんけどね・・・。
昨年12月1日の記事を読んで「Blue Bash/Kenny Burrell&Jimmy Smith」を先日ネットで買いました。
いいですね(^_^)v肩がこらなくて・・・
ケニーバレルもスミスもごりごりで無いところがいい感じで気に入ってます。
こんなアルバムあったんですね。
今度は、スリーサウンズを・・・と思ってます。
バレルとスミス、いいですよね。
自分が最初に嵌ったのはスミスのアルバム"Softly As A Summer Breeze"です。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/6c26ee02925347f7cf3cd539c27c1816
これを初めて大音量の新宿びざーる(今はないと思います)で聴いた時の衝撃はスゴかったですね。
初めて聴かれたんですか?
いいでしょ。こういうピアノトリオも。
ipodで聴くスリーサウンズも今っぽくていいかもです。
スリー・サウンズは、ジーン・ハリスもさることながら、シンプキンスのベースがいいので、日本盤ですが数枚以上持っています。このアルバムも、「I Could Write A Book」そして「Falling in Love With Love」とスイングしていて寛げますね。
飽きずに聴かせてしまう彼らはやっぱりたいしたものです。最近買ったCDが全然つまらなかったので、またこのあたりに回帰しそうです。本年もよろしくお願いします。
軽視されてますが、聴きやすいので皆さん結構所有されているんですね。BNでもこの盤のように初期の4000番台あたりがベストですね。
リラックスして聴けるところがいいですよね。